2010年10月19日

石畳の宿



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松山から南予方面へ向かい、内子町へ。





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ここは内子駅からずっと山の方へ入ったとこにある宿。
実はつい最近まで町営の宿だったらしい。
今でも付近の住民の方々のみで運営されている。




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人数にもよるが、一日に泊まれるのは3、4組が限界。
この日の宿泊者は僕一人だけでした。一泊二食付きで8500円。






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夕食はこんな感じ。
決して豪華なものは出ませんが、味はすごくいいです。
地元の食材のみを使い、料理に使う醤油、酢などの調味料類もすべてこの内子町で作られたもの。






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お酒も内子町で作られたもの。






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なのでこの日「買った」ものは豆腐だけだそうです。この豆腐もこの地方で作られる堅豆腐だそうで、とてもおいしかった。白和えにも使っているみたい。
煮しめもそれぞれがとても丁寧に煮てあり、味もいい。余計な味がしないのはもちろんのこと、それぞれにちょうど良い塩梅で味付けしてある。





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てんぷらは近くで採れた山菜類。
3つほど食べた後に写真を撮ってしまった。
よもぎ、穂じぞ、くずの花、びわの葉、みょうがの葉、つゆ草、どくだみ、ゴーヤの花、はこべ、モロヘイヤなど。





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うどんもね。



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シャーベットもうまい!



派手な料理はありませんが、料理のレベルは非常に高いと言えます。
そこらの旅館なんかと全く比べられないくらいいいものが食べられると思います。

女将さん(と便宜上言っておく)いわく、
「今、スローフードって言葉が流行ってきて、地元の食材を使った料理も注目されて雑誌の取材とかもよく来ているけど、私たちはそんなことは知らないんですよ(笑) なんせ、何十年も前からごく当たり前にやってたことですから・・・。」
他にもたくさん興味深い話を聞けましたが、やっぱり食べ物があるべき姿で出てくるというのは本当に素晴らしいことですね。





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翌日の朝食。




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このご飯は近くの水車で精米したお米を使っているらしい。胚芽が残っているのが特徴。
卵もあるし、卵かけご飯にしていただきました。
おいしいのでついつい3杯も食べてしまった。






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奈良漬けうまい。こりゃたまらん。





「水車」がちょっと気になってので見に行くことにした。
宿からさらに20分ぐらい山の方へ歩いていくと・・・・



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ありました。



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稲が干されています。





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棚田もあります。






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古き良き時代から変わらぬ風景がありました。
やっぱり日本人ならまずは日本を知らないといけないですね。

念のため言っておきますが、驚くような絶品料理が出てくることはまずありません。
でも、真っ当な食材を真っ当な調味料を使って真っ当な調理法で出す宿(お店)なんてほんの一握りだと思います。
ごく当たり前のことをごく当たり前にこなしている所が少ないので、そういう意味ではとても貴重な宿だと思いました。

ごはんもうまいし、空気もうまい!いい宿に巡り合えました。


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愛媛県喜多郡内子町石畳2877
0893-44-5730


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2010年08月30日

知憩軒(ちけいけん)


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アル・ケッチァーノの後は農家民宿「知憩軒」へ向かいます。
こんな道を通っていきます。



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知憩軒という名前の由来は、「軒の下で憩いながら、文化や農村を知ってもらいたい。」という店主、長南光さんの思いから。
ここは宿泊は1日1組限定で、完全予約制。
料金は1泊2食付で5500円。
なお、宿泊以外に食事のみの利用も可能です。

食事に使われる野菜や米もすべて長南さんが育てたもの。
まさに自給自足の生活。





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部屋は風情ある佇まい。






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一人で使うには広すぎる(笑)
しばしゆっくりした後は夕食の時間です。





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こちらもまた趣がある。




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手前から、焼きなすときゅうりとズッキーニの寒天寄せ、枝豆の白和え、とうもろこしの冷製スープ
どれもうまい!素朴なうまさはもちろん、見るからにセンスがある。
民宿料理と思って侮っていましたが、味も見た目もかなり締まりがある。
特に寒天寄せうまかったなぁ〜。





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枝豆の板焼
シンプルに焼いた枝豆を藻塩でいただく。
もちろんおいしい。




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ホタテの茶碗蒸し
柔らかく、滑らか。
そして薄味で上品に出汁のうまみが効いた素直な味付け。





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黒ゴマ豆腐
このあたりの郷土料理だそう。甘めのタレでいただく。
濃厚でコクのあるゴマの味に甘めのタレがとても合う。






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豆腐とたたききゅうりのピリ辛和え
素直にうまいと感じる味。こういう料理一つとっても居酒屋チックにならないところに非常にセンスを感じる。




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炊き合わせ
これまた上品な味付け。




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夏野菜の揚げ浸し
かなり薄味だが、野菜の味が生きてうまい。





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きゃらぶき
こちらは濃い目の味付け。
こういうのはある程度濃くないとおいしくないしね。何でもかんでも味を薄くしすぎていないところも好み。



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塩むすび
このご飯うまーい!!!




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ご飯はもう一種類ありまして。




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身欠きにしんとじゃがいもの煮物
大好きな組み合わせ♪
ご飯に合う〜!





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味噌汁





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しょうがとミルクのシャーベット
さっぱりおいしい。



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どれもかなりおいしかったです。
素朴で自然な味付けの中にしっかりセンスも感じられました。
民宿料理はこうじゃないとね。
宿泊客以外の方でも食事は可能です。「おむすびランチ(650円)」は予約無しで食べられますが、今回の食事のような内容のものを食べたければ予約をしなければいけません。
ランチは1200円で、今回の食事より数品少ないだけのようです。かなりお得だと思われます。







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翌朝の朝食
理想的な朝食。



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しょうゆのもろみ、ふき味噌
これだけでご飯何杯でも食べられそう!!



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やっぱりうまーい!!
思わず三杯食べてしまった。

おりざの森でも同じことを思ったが、これが本来の食事のあるべき姿であり、自給自足であり、本当の意味でのマクロビなんです(マクロビという言葉はあまり好きではないが)
昔は普通だったことが今はできなくなった(しなくなった)だけで、本来はこれが普通だったはず。手間はかかっているが、なにも特別なことをしているわけではないんです。
現代では単なる勘違いのヘルシー志向だけでこういう料理がもてはやされそうだが、本当の意味を理解してぜひおいしい食事を頂いて欲しい。
しかし、これで5500円でいいんですか(笑)


おいしいご飯を食べて、いい気分で出発です。
さて、この日は旅の最終日。
ここ山形県の鶴岡市から、我が実家のある石川県の小松市(福井寄り)まで、青春18きっぷでぶらぶらと帰ります!!

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山形県鶴岡市西荒屋字宮の根91
0235-57-2130
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2010年08月18日

おりざの森、ふみえはらはん



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バーニャのパンから夕暮れ時の仙台を経て次に向かうは、宮城県加美郡加美町。言ってしまえば田舎の方です(失礼)
目指すは「おりざの森」という農家民宿。





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一面畑の中にあるこの民家と築120年以上にもなる母屋。
(ちなみにこの写真は翌朝撮ったものです。)





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農家民宿「おりざの森」はこの母屋を改築したもの。
ちなみに宿泊は完全予約制で1日1組限定。
1泊2食付で7500円です。(一人で宿泊の場合は割り増し+500円)




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また、すぐ隣には農家レストラン「ふみえはらはん」がある。
こちらは3日以上前からの完全予約制。
また定休日以外に1〜3月中旬、農繁期などは営業していないようです。
詳しくは問い合わせてみた方がいいでしょう。

こちらのレストランはこの家の渋谷文枝さんが経営しており、おりざの森の方は娘さんのわかなさんが経営しているそうです。







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建物は非常に広々としている。文化財に指定されているため、中は完全禁煙。
虫の鳴く声を聞きながら夕食までしばし待つ・・・。






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夕食です。民宿なので豪華絢爛ではないです。
でも、米、野菜など、すべてが無農薬自家製と言う風に、食べ物がそうあるべき姿で出てくるんです。



ここで「お兄ちゃんお酒飲む〜?」と文枝さん。
はい、もちろん頂きます!






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まずは、プレミアムモルツ!
コレ大好きなんです!見透かされてる?(笑)



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朝取れの枝豆とともに。
これ、豆本来の味わいがめちゃくちゃ強い。
至福の一時・・・♪





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天上夢幻
同じ加美町にある蔵で造られたお酒。そのお酒がこの料理に合わないはずが無い。
しかし、このお酒・・・危険なくらいおいしい!
ややさっぱりとした酸を感じ、後味、香りとも最高!あっという間に瓶が空っぽ。










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つるむらさきのお浸し
これ、すごくうまい。
野趣ある味わいも含め、野菜っておいしいんだなーとしみじみ感じられる一品。
日本酒との相性が良すぎて、もう嬉し過ぎ(笑)





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あいこトマト
今朝取れたて。
程よい甘さとしっかりした濃い味わいと酸味。
うまいとしか言いようが無い。






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なす、ピーマン、シソの葉の炒め物
旬の野菜をさっと炒め、軽く味付け。
想像はできますが、これまたうまい。余計なことをしないところにすごくセンスを感じる。







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合鴨の燻製
最高にうまい!!!付け合せのルッコラ、イタリアンパセリ、生のかぼちゃも相性が良いし、しかもめちゃくちゃうまい。
そしてなかなかのボリュームです。

そしてこの合鴨も自家製。なんと雛を育てるところから。
育てると言っても、ここの米が合鴨農法の無農薬栽培なのだが、秋を過ぎ役目を終えた合鴨を潰し、ありがたく頂いているだけのこと。
最後まで食べてあげる事こそが本当の意味での感謝なのです。
これをかわいそうと言うのは論点が違います。

その季節にその土地で採れる野菜や米、最低限の肉類(家畜、家禽等)、そして自家製の漬物などなど・・・・。言ってみればこれが本当の本来の意味でのマクロビオティック。






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どれもうまかった。素朴な中にもセンスある料理。
こういう料理を毎日食べたい。
まさに僕の求めているものと100%合致した料理でした。



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幸せな気分になって眠りにつくのでした。
朝食も楽しみ(笑)






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翌日の朝食
旬のものしか使わないこの潔さ。






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なすの漬物ときゅうりのからし漬けがたまらなくうまい。
もちろんその他も全部うまいけど!






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晩御飯でも思ったが、ごはんもうまい!
合鴨の説明でも書いたが、聞いてみると合鴨農法のササシグレだそう。ササシグレはササニシキの原種のようなもので、あまり一般に出回らないもの。
おひつにたっぷりありますが、おいしいしもったいなくて残せません。




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野菜、米をはじめ、すべて育てるのには手がかかっているだろうに、それをすごいだろ〜とばかりにひけらかしたり、能書きをたれない所にも好感が持てる。もちろん聞けば丁寧に答えてくれますがね。

何度も言うが、ここは素晴らしかったです。僕の求めているものと100%合致した料理でした。ただ単に現代の健康ブームみたいな流行に乗っているだけの料理とは似ていて非なるものです。
本当の意味での野菜のうまさ、そして本当の豊かな食がここにはある。
ただ、料理に豪華さや派手さや高級食材を求める方にはオススメできません。

こんなことして地産池消、食育なんて言っちゃう愉快な会の方々にはぜひここを参考にしてもらいたいですね。


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(おりざの森)
宮城県加美郡加美町字中島南田1-16
0229-67-5091
12月から3月ぐらいまで休み
完全予約制、1日1組限定。

(ふみえはらはん)
宮城県加美郡加美町字中島南田1-16
0229-67-6051
営業時間 11:00〜13:30(完全予約制)
毎週月曜日、1〜3月中旬、農繁期、地域の行事日は休み
完全予約制。
posted by 1031 at 20:10| Comment(6) | TrackBack(0) | 宿・旅館・ホテルなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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