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鶴岡の民宿、知憩軒へ。
今回で3回目の訪問。
3月の下旬であったが、このあたりはまだまだかなり雪が深かった。
冬季は囲炉裏で食事が出来る。
これは弁慶飯と言い、山形青菜(やまがたせいさい)という野菜に味噌を塗って焼いて食べる料理。
元来このあたりでは、この山形青菜ではなく、タイサイと呼ばれる野菜を使っていたそう。
しかし、現代人の味覚に合わないため、今は生産されていないとか。
なんと寂しい限り。
じゃがいも餅、うるいとこごみのごま和え、えごとあさつきの酢味噌がけ
とてもキレイな一皿。
どの料理も素材の味を十分に生かした調理。素朴ながらとてもおいしい。
凍み豆腐と牛蒡の炊き合わせ
この地方に古くから伝わる郷土料理で、3月に行われる能の舞台に合わせて食べられているとのこと。
凍み豆腐自体は一般に販売されておらず、この地方に住む方々が食べる分だけ作っているらしい。
とても貴重な物を頂きました。そして何よりとてもおいしいです。
こういうのがあるから地方の旅はやめられない!
カブとタコの酢の物
変に甘すぎない味付けはとても好印象。
鶏団子
素朴だが、野菜それぞれがちゃんとおいしく、満足の一品。
弁慶飯が焼きあがりました!
うまい!!
ニシンとじゃがいも煮物
素朴に、そして滋味深くうまい。
はりはり漬け
うまい!
酒も進むし、ごはんのおかずにも最適。
炊き合わせ、ごま豆腐
このあたりは定番の料理かな。
いつもおいしい。
おにぎり、味噌汁
おにぎりうまい!たくさんおかわりした!
干し柿
干し柿を巻いた感じ。こういうデザートは嬉しい。
つづいて翌日の朝食も紹介。
ごはん、味噌汁
蕗味噌、梅干、しょうゆのもろみ
ごはんのお供に。どれもうまい。
やっぱりおいしいし、ここでしか食べられない食材があるということが僕にとってはたまらなく価値のあることです。
前回も言っているが、大型スーパーで大量に陳列して売ってる野菜も、ここで食べる野菜も同列でしか比べられない人は行くべきではないし、見た目に豪華絢爛な料理が食べられないほど出てくることに価値観を覚える人は行くべきではありません。
でも本当の意味で豊かな食を味わうため、こういう食文化に興味がある方にはぜひ訪れてもらいたい。
僕はこれからもここをわざわざ訪れたいと思う。
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山形県鶴岡市西荒屋字宮の根91
0235-57-2130