2011年09月15日

シニフィアン・シニフィエ(Signifiant Signifie) その4


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久しぶりの訪問。ここは何度来ても飽きない。





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ご存知の方も多いと思うが、ここのパンは多くのパンをスライスでグラム売りしてくれる。
スライスできないパンでも、ほぼすべてのパンが半分、4分の1、8分の1など小さなサイズで購入することが可能。
こういう業態のパン屋が増えて欲しいと切に願います。




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ウエルッシュ・ラビット(160円)
チェダーチーズ、ビール、ウスターソース、こしょう、卵黄で作ったソースをかけてトーストしたパン。
これはうまい。ビールが欲しくなる。




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ノアゼット・ブラン(1800円/個 490円/100g)
スライスしたヘーゼルナッツ、発芽小麦フレーク、かぼちゃのピュレを練りこんだパン。
酵母は自家製の酵母を3種類使ってあるそう。




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パン・オ・ルバーブ(1200円/個)
ルバーブのジャムが巻き込まれたパン。
こちらも生地にはかぼちゃのピュレが練りこまれており、しっとり感は抜群。





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パン・オ・ノア(1600円/個 340円/100g)
SSの定番商品。
クルミ、ピーカンナッツ、マッシュポテトを練りこんである。
一口でグッと広がる旨み、自然な甘味。ナッツ類のコクとクラムの味、クラストの香ばしさが相まって最高。
なんつーうまさだこりゃ。



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パン・ド・フリュイルージュ(1400円/個)
志賀シェフ監修の国産小麦を使った生地にフランボワーズ、イチゴ、クランベリーを練りこんである。
これ、すごくうまい。
袋を開けた瞬間から酔ってしまいそうなほど芳醇な香りが立ち込める。
そんな感じはしなかったが、酒でも使ってあるのだろうか?
どちらにしても素晴らしくいい香り。
もちろん、味も素晴らしい。
たっぷりと練りこまれたフィリングはそれそのものが非常に上質。
そしてこの旨みの強い生地が全体の完成度をグッと盛り上げる。
当然口溶けも良く、本当にうまい。





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カンパーニュ・デテ(1400円/個)
カンパーニュ生地にバナナとマンゴーを練りこんだパン。
夏季限定商品。





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パン・ド・オニョン(1000円/個)
玉ねぎの皮を使ったパン。
嫌味でない程度の酸味があり、強めの料理やチーズと合いそう。
当然単体でおいしいですが、これは料理とあわせてこそ力を発揮するパンだと思います。
ちなみに、「料理と合わせることを前提に作られているパンだからそのまま食べてもおいしくない」と言うのは個人的には間違っていると思う。
引き立て合ってさらにおいしくなると言うなら理解できますが、たとえ料理と合わせること前提に作られていても、おいしいパンはそのままでおいしいものです。
残念なパンを料理に合せたからと言ってそれがおいしいパンを超えられるかと言うとそんなことは絶対にありえないと思う。





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週替わりチャバタ(420円)
この週はレーズンを使ったチャバタ。
詳しい説明は書いていなかったが、味の違うレーズンが2種類練りこまれていたと思う。
水分量は非常に多いが、ただみずみずしいだけのパンではなく、ちゃんと味がある。
そしてこのレーズンがめちゃくちゃうまい。
生地自体にもレーズンの旨みがしっかりと移り、抜群の一体感。
そして香りもすごくいいんですよね、これ。
口に入れ、鼻に抜ける時の香りがなんとも言えず素晴らしい。
いい意味で、醤油、ワイン、みりんなどの発酵食品系の香りが深いところで感じられる。
おそらくSSには良い酵母叢、細菌叢が育っているのでしょう(笑)



やはり完全に別格。他のパン屋と比べるのはかわいそうかもしれません。
何度か言っているかもしれませんが、ここのパンは確かに価格は高いです。
ただ、品質やこの味のレベルを考えると個人的には妥当であると考えます。
もちろん人によって「高い」とか「品質に見合った満足度が得られない」思うことはあるでしょうが、それはいいと思います。
ただ、やっぱり数々のパン屋に行った結果個人的にはここは他店では代用できませんし、味やその完成度は別格だと思います。


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東京都世田谷区下馬2-43-11
03-3422-0030
営業時間 11:00〜19:00 
定休日 ?
posted by 1031 at 23:10| Comment(13) | TrackBack(0) | パン(首都圏) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月10日

ラトリエ・ドゥ・プレジール(L'atelier de PLAISIR) その2


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大好きなお店、ラトリエ・ドゥ・プレジールに行ってきた。




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スペシャルROSE
これ、めちゃくちゃうまかった。
エディブルローズから起こした自家製酵母で作った生地にエディブルローズを練りこんでいる。
そこに数種のフィリング。
口に入れた瞬間にグッとくるうまみ。香りも程よく、余韻もいい。
非常に口溶けがよく、いやらしさは全く無い。
超久し振りにお気に入りが増えた。







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パン・オ・フリュイルージュ
当然うまい。
ちょっとレベルが違う感じ。







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パン・オ・サラザン
そば粉を使ったパン。うまし。

写真にはありませんが、大好きなベネチアーナも食べた。
これ、うますぎ。




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店内にはこんなものも。

田中シェフと少しお話させていただいたが、やはり興味深い話が多かった。
パンによって何十種類もの酵母を使い分け、そして何種類もブレンドすることもあるらしい。
しかも粉も自家製粉しているため、その挽き方の細さも色々と研究されているよう。
酵母の組み合わせ、そして粉の組み合わせを考えると、それこそパンの種類は無限大に作れるそう。
シェフいわく、「一生バゲットを焼き続けても毎回違うものが作れる」というほどその数は果てしなくあるらしい。
それに加えて、たとえ同じパンであっても日々良くなるよう、マイナーチェンジを繰り返しているらしい。
なので定番の数種類のパンを除いて、ある日のパンと同じパンが店頭に並ぶことは二度とないらしい。ここでは日々パンが進化をしている。
これだけ独創性があるパンは絶対にこのお店でしか味わえないですし、他店で代用することは不可能です。
もちろん全部が全部好みのパンではないかもしれませんが、それを含めても素晴らしいお店。
何度行っても行き足りない。
個人的にはかなり特別なお店。


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東京都世田谷区砧8-13-8 ジベ成城 1F
03-3416-3341
営業時間 12:00〜20:00
月曜、木曜休
posted by 1031 at 21:40| Comment(8) | TrackBack(0) | パン(首都圏) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月02日

ブーランジェリー スドウ(Boulangerie Sudo) その2


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久し振りにブーランジェリー スドウに行ってきた。





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魅力的なパンが並ぶ。相変わらずの人気店。





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店内中央には焼き菓子なども揃う。







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クロワッサン(160円)
前回食べて感動したクロワッサン。
気温の問題もあるし、前回とは単純に比べられませんが、前回ほどほ感動はありませんでした。
とは言ってもこれを一口食べただけでこのお店のレベルの高さが十分に分かるし、すごくおいしい部類に入るクロワッサンです。
パリッとした力強い層と均一に膨らんだキレイな内層。
おそらく発酵バター使用だと思うが、後味に心地よい発酵臭を感じる。
おいしかった。







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自家製オリーブカクテルのプチパン(150円)
オリーブカクテルは上質でとてもおいしい。にんにく、トマトの酸味も強めに効き、力強い味わい。
そしてこの生地がまた素晴らしい。
非常にヒキが強く、弾力があり、このフィリングとの相性はとても良い。
これはかなりうまかった。





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ヴァローナ・ショコラ・オランジェ(280円)
層は少なく厚め。食感は思ったよりは弱いが十分においしいと言えるレベル。
チョコレート、生地、オレンジピールの味わいのバランスも文句なし。





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プチモハベ(2個・200円)
このお店定番の自家製酵母パン「モハベ」の小さい版。
通常の物は食パンで1斤程度のサイズ。
酵母はホップ種で、生地には黒糖を使用している。
さっくりと口溶けがいい。ワンランク上の菓子パンと言った感じ。







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こちらはg売りのカンパーニュ?だったかな。
日替わりで数種類用意されている。
これはイチジクとクリームチーズとナッツがたっぷり入ったもの。
生地に酸味は無く、一口目からしっかりとしたうまみを感じる。
フィリング自体も上質であり、すべてにおいてちゃんとしている。
うまかった。





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ほぼすべてにおいて高い完成度。今回もおいしかった。
近年新しいパン屋が続々とオープンしておりますが、やはりちょっとレベルが違う感じです。
スタッフもとてもきびきびして、接客も良いし、誰に聞いてもきちんとパンの説明をしてもらえます。
こういうごく当たり前のことをちゃんとできるお店ってなかなかありませんよね。
これからも頑張って欲しいお店です。
ごちそうさまでした。

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03-5426-0175
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月曜、第3日曜休
posted by 1031 at 20:53| Comment(0) | TrackBack(0) | パン(首都圏) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする