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久しぶりの訪問。ここは何度来ても飽きない。
ご存知の方も多いと思うが、ここのパンは多くのパンをスライスでグラム売りしてくれる。
スライスできないパンでも、ほぼすべてのパンが半分、4分の1、8分の1など小さなサイズで購入することが可能。
こういう業態のパン屋が増えて欲しいと切に願います。
ウエルッシュ・ラビット(160円)
チェダーチーズ、ビール、ウスターソース、こしょう、卵黄で作ったソースをかけてトーストしたパン。
これはうまい。ビールが欲しくなる。
ノアゼット・ブラン(1800円/個 490円/100g)
スライスしたヘーゼルナッツ、発芽小麦フレーク、かぼちゃのピュレを練りこんだパン。
酵母は自家製の酵母を3種類使ってあるそう。
パン・オ・ルバーブ(1200円/個)
ルバーブのジャムが巻き込まれたパン。
こちらも生地にはかぼちゃのピュレが練りこまれており、しっとり感は抜群。
パン・オ・ノア(1600円/個 340円/100g)
SSの定番商品。
クルミ、ピーカンナッツ、マッシュポテトを練りこんである。
一口でグッと広がる旨み、自然な甘味。ナッツ類のコクとクラムの味、クラストの香ばしさが相まって最高。
なんつーうまさだこりゃ。
パン・ド・フリュイルージュ(1400円/個)
志賀シェフ監修の国産小麦を使った生地にフランボワーズ、イチゴ、クランベリーを練りこんである。
これ、すごくうまい。
袋を開けた瞬間から酔ってしまいそうなほど芳醇な香りが立ち込める。
そんな感じはしなかったが、酒でも使ってあるのだろうか?
どちらにしても素晴らしくいい香り。
もちろん、味も素晴らしい。
たっぷりと練りこまれたフィリングはそれそのものが非常に上質。
そしてこの旨みの強い生地が全体の完成度をグッと盛り上げる。
当然口溶けも良く、本当にうまい。
カンパーニュ・デテ(1400円/個)
カンパーニュ生地にバナナとマンゴーを練りこんだパン。
夏季限定商品。
パン・ド・オニョン(1000円/個)
玉ねぎの皮を使ったパン。
嫌味でない程度の酸味があり、強めの料理やチーズと合いそう。
当然単体でおいしいですが、これは料理とあわせてこそ力を発揮するパンだと思います。
ちなみに、「料理と合わせることを前提に作られているパンだからそのまま食べてもおいしくない」と言うのは個人的には間違っていると思う。
引き立て合ってさらにおいしくなると言うなら理解できますが、たとえ料理と合わせること前提に作られていても、おいしいパンはそのままでおいしいものです。
残念なパンを料理に合せたからと言ってそれがおいしいパンを超えられるかと言うとそんなことは絶対にありえないと思う。
週替わりチャバタ(420円)
この週はレーズンを使ったチャバタ。
詳しい説明は書いていなかったが、味の違うレーズンが2種類練りこまれていたと思う。
水分量は非常に多いが、ただみずみずしいだけのパンではなく、ちゃんと味がある。
そしてこのレーズンがめちゃくちゃうまい。
生地自体にもレーズンの旨みがしっかりと移り、抜群の一体感。
そして香りもすごくいいんですよね、これ。
口に入れ、鼻に抜ける時の香りがなんとも言えず素晴らしい。
いい意味で、醤油、ワイン、みりんなどの発酵食品系の香りが深いところで感じられる。
おそらくSSには良い酵母叢、細菌叢が育っているのでしょう(笑)
やはり完全に別格。他のパン屋と比べるのはかわいそうかもしれません。
何度か言っているかもしれませんが、ここのパンは確かに価格は高いです。
ただ、品質やこの味のレベルを考えると個人的には妥当であると考えます。
もちろん人によって「高い」とか「品質に見合った満足度が得られない」思うことはあるでしょうが、それはいいと思います。
ただ、やっぱり数々のパン屋に行った結果個人的にはここは他店では代用できませんし、味やその完成度は別格だと思います。
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<2011年夏東京食べ歩き>
・鳴神(カフェ)
・鮨 水谷(すし)
・ベーグルスタンダード(ベーグル)
・ブーランジェリー スドウ(パン)
・オブロン(ビール)
・銀座 青空(すし)
・オーボンヴュータン(ケーキ)
・西麻布 真(すし)
・アウグスビアクラブ(ビール)
・ラトリエ・ドゥ・プレジール(パン)
・アーンドラキッチン(南インド料理)
・アントンビー(ビール)
・シニフィアン・シニフィエ(パン)
・ダバインディア(南インド料理)
東京都世田谷区下馬2-43-11
03-3422-0030
営業時間 11:00〜19:00
定休日 ?