2011年11月24日

ダ・サスィーノ(OSTERIA ENOTECA DA SASINO)


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東北の記事に戻ります。
すし一で寿司を食べた後の夜は弘前の有名店、ダ・サスィーノに行ってきました。
雑誌などの地方の名店の特集では必ずと言って良いほど名前が挙がるお店。

現在営業は夜のみ。
アラカルトに加えコースもあるが、コースでは基本的に内容はお任せ。
ただし、ある程度要望は聞いてもらえますし、コースに組み込めないものでもある程度はプラス料金で組み込むことは出来るそうです。
なので、プリフィクスとほとんど変わらない感じです。






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んー。しかしメニューが魅力的。ナストロアズーロ飲みながら悩む・・・。
コースは4000円、6000円、8000円、10000円の4種類。
アラカルトも非常に魅力的で、かなり長時間迷ったが、最終的には構成を吟味し、6000円のコース(アミューズ、前菜1、前菜2、パスタ1、パスタ2、メイン、デザート、パン、飲み物)に気になるものを組み込んでもらうことにしました。





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自家菜園フルーツトマトと自家製モッツァレラのカプレーゼ
まずトマトがおいしい。バカみたいに甘いだけのクソまずいフルーツトマトだったらどうしようかと思ったが、酸味も旨みも香りもあり、ちゃんとうまい。
自家製のモッツァレラもほんのりミルキーで上質な味わい。





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自家製生ハム盛り合わせ
通常コースポーションでは5種類だそうだが、+1000円で全種類(10種類)に出来るとのことで、そうしてもらった。
猪のラルド、馬の生ハム、鴨の燻製、プロシュート、カポコッロなどなど。
どれも良い塩の効かせ具合で旨み十分。
特に左奥のカポコッロは長期熟成によりなんとも言えない香りとナッティーなコクがたまらなく良かった。ちなみに自家菜園のイチジクもうまい。





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そりゃ合わせてワイン飲むよね。





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自家製パン
なかなか。






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秋鯖の冷燻 自家菜園エストラゴンソース
冷燻に萌えた(笑)
鯖は適度に脂が乗り、上質。
エストラゴンのソースも相性が良い。これもうまかった。





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もう一杯。





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自家製タリアテッレ 大鰐シャモロックとブラックオリーヴのラグー
麺自体がうまい。そしてラグーもうまい。
味に関係のない余計な要素もなく、真っ当な材料で真っ当な調理をして出来上がったおいしい一皿。







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青森鴨のアニョロッティ レンズ豆のピュレと共に
ローズマリーが効いた詰め物はしっかり鴨が主張する。
塩も強めに効き、とても締まりのある仕上がり。
レンズ豆のピュレも単調にならず、おそらくスパイスを使っていて深いコクが感じられる。
鴨から引いたと思われるフォン(ブロードと呼ぶべき?)もニクイ。これがまた全体の完成度をグッと引き上げる。
とてもおいしい一品でした。






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鳩胸肉のソテー もも肉のパートフィロ包み焼き(+2000円)
火を入れすぎることなく、鳩らしい肉の旨みとほんのり鉄分を感じる味わい。
このフォンもうまかったなぁー。一手間かかったおいしい一皿。
野菜の調理法も適切。野菜自体もおいしい。




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ワインが進むね!






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自家製チーズ盛り合わせ(1000円)
追加料金になるが、自家製と言われてはスルーできません。
左上から時計回りに青カビ、白カビ、黒こしょうを付けたもの、スパイスを付けたもの、ウォッシュ、オレンジのハチミツ。
特に青カビは濃厚な旨みがあり良かった。
ウォッシュはやや軽め。
全体的に満足できるおいしさです。
専門店でもないのに、自家製でここまでのレベルが出来るなんて素晴らしいと思います。




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烏骨鶏卵のティラミス
卵がしっかり香る。
エスプレッソがもっと苦くてもいいかとは思ったが、十分においしい。
烏骨鶏のありがたみは正直分かりませんでしたが、これも真っ当な材料で真っ当な調理をしたことが分かる上質なデザートでした。
文句なし。



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紅茶の気分。



サービスに関してはホールのお兄ちゃんがやや頼りない感じではありましたが、悪い感じは全くもってありません。
料理に関しては最初から最後まで一貫して良かった。どの材料も上質ですし、地のものも上手にイタリアンとして取り入れています。
もちろん自家菜園の野菜類や自家製のハム類やチーズまでどれもしっかりとおいしかった。
「自家製であること」だけが目的となっておらず、それらをちゃんと「おいしく」仕上げてあります。
素材の良さはもちろんでしたが、それを適切な調理法で完成させる技術もちゃんとありますし、おそらくどの料理を食べても一定以上の満足度があるのだろうと思います。
地方の名店は数多く訪れましたが、群を抜いて素晴らしいお店だと思います。
価格は地方としては高めであることは間違いありませんが、それだけの価値はありました。
気になる料理がまだたくさんありましたし、ここは是が非でも再訪したいお店です。
地方レストランの可能性を改めて感じさせるお店でした。
ごちそうさまでした!

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<2011年秋 東北旅行の記事一覧>
片平まつり2011(東北大学片平キャンパス内)
アル・フィオーレ
山ふところの宿 みやま
東家
福田パン
光原社
ビアパブ ベアレン
ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店
ひぃなの丘 湖山荘
寿司一
ダ・サスィーノ
三内丸山遺跡を巡る。
大館で鶏飯を食らう
秋田内陸縦貫鉄道で行く。
料亭 稲穂
酒盃(その2)
浅舞酒造
発酵の町 横手を歩く
横手焼きそばを食らう。
知憩軒(その2)
羽黒山と精進料理
一心 加減燗

青森県弘前市本町56-8 グレイス本町2F
0172-33-8299
営業時間 18:00〜21:00(L.O)
日曜休


posted by 1031 at 21:15| Comment(4) | TrackBack(0) | イタリア料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月06日

アル フィオーレ(AL FIORE)


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片平まつりを楽しんだ後は、ずっと行きたかったアルフィオーレへついに初訪問。



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ここは昼夜共に完全予約制。
ここはハム、チーズなど、すべてにおいて手作りであることでも有名。
さらに使用する野菜は自家菜園で無農薬、無肥料で育てた、不耕起・無施肥栽培のもの。

この日は事前に電話で相談し、10000円程度の料理でお願いしておいた。



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この日は結構暑かったので、まずはモレッティからスタート。
うまし。




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ポルチーニのフランみたいなものとイチジク
いかにも作り置きという感じではあったが、そこそこポルチーニの味もしておいしかった。



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真鯛のカルピオーネ、明石のタコ、鯨ベーコン
カルピオーネはほんのり甘めの味付け。
自家製と言う鯨ベーコンはなかなか良かった。
タコは明石産ということで、ここでわざわざ出さなくてもいいように思った。
塩が弱めですが、まずまずの一皿。





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合わせてワインもいただいた。
かなり独特。動物臭。
苦手。




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マツタケのスープ
香味野菜の効いたブロードにマツタケ。
余計なことをしていないシンプルなうまさ。





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自家製パン
多分トスカーナパンを意識したパン。
好きではない。




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白しめじのラグー ビーゴリ
ラグーは香りこそいいが、明らかに塩が足りておらず、間抜けな味。
パスタ自体もかなり芯が残る。
これでいいと思って出してるのだと思うが、この4倍ぐらいは塩がいると思うし、パスタももっと茹でるべきだと感じた。





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合わせるワインはトカイという品種らしい。土着。ワインは分からん。
土臭さと絵の具のような香り、後味。
苦手。





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秋鮭のリゾット、はらこめし風
秋鮭を使ったリゾットにいくらを乗せ、宮城の郷土料理、はらこめし風に。
こちらもかなり塩が弱く、締まりが無い。
味付けしたんですか?と言いたくなるほど。




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阿武隈川の子持ち鮎 イカリ芋のソテー バーニャカウダソース
鮎自体は濃厚な旨みが良かったが、やはりかなり塩が弱い。
鮎自体はとても良かったので、塩が強ければ好みの味であったと思う。





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合わせてワイン3杯目。
ドライプルーン、ドライデーツようなややクセのある後味。
山梨のボーペイサージュの物だって。
良く合うような気がした。





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一ヶ月熟成させた女川の鹿
かなり深みのある味。強い鉄分を感じさせる。
肉自体はなかなかうまいが、これも塩が非常に弱いのが残念。






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二ヶ月以上熟成させた経産短角牛もものローストと鴨のコンフィ
通常は市場に出回らない経産牛。しかもえさも与えず、野性の草のみを食べて育っている。そのため味は獣っぽく、ジビエに近い感じ。
通常の経産牛は筋ばっていて、もちろん味もよくないが、熟成させることによって肉に旨みが出てくるらしい。
この肉はと言うと、やや噛み応えがあるものの、硬すぎない。
さらに熟成により、旨みが出て、なかなかいい感じ。
しかし、これも極端に塩が弱く、仕上がりは残念な感じ。
これももっと塩を強く効かせればかなり良かったと思う。

一緒に鴨のコンフィもついてきたが、こちらはまずまず。
バルサミコは25年物。




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合わせたのはこちらのワイン。






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自家製生ハム類盛り合わせ
鹿肉、猪豚、猪、豚など、様々な生ハムやパテ。
これはどれもなかなか良かった。




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合わせたワイン。




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リンゴのケーキとスパイスのアイス
リンゴのケーキは素朴でおいしい。
スパイスのアイスはブラックペッパーとアニス、オールスパイス(クローブ、ナツメグ系かも)が非常に強く効いている。
個人的にはスパイスはもう少し弱い方がおいしいのではないかと思った。






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料理は後で確認したら9000円+消費税でした。
それにビール(モレッティ)とグラスワインを5杯で支払い金額は16800円でした。
すべて自家製であることは素晴らしいと思うが、自家製であることが目的となっている感はある。
つまり、自家製しているからといってそれがおいしいかどうかとは別。
おいしい既製品を使った方が満足感が高いと思う部分もないではない。

料理は全体として不満が残る。すごく悪くはありませんが、総じて塩が弱い。ゆるゆる。
料理として成り立たないほどの塩加減のものもあり、かなり疑問を感じる。
「素材の味を生かす」と言いたいのかもしれませんが、塩が弱けりゃ素材も生きない。
申し訳ないが、ヘタクソという感じです。
ただし、素材はかなり良いです。

一度は行ってみたかったお店なので、後悔はありませんが、期待外れではありました。
この地で、そしてこの材料でもっと料理をおいしくすることは出来るはず。

接客はやや難あり。悪くはありませんが、サービスの本質を分かっていないという感じ。

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ひぃなの丘 湖山荘
寿司一
ダ・サスィーノ
三内丸山遺跡を巡る。
大館で鶏飯を食らう
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料亭 稲穂
酒盃(その2)
浅舞酒造
発酵の町 横手を歩く
横手焼きそばを食らう。
知憩軒(その2)
羽黒山と精進料理
一心 加減燗


宮城県仙台市太白区向山2-2-1 1F
022-263-7835
営業時間 18:00〜21:00 (木〜日と祝はランチも。12:00〜14:00)
第2・4火曜、水曜休
posted by 1031 at 17:00| Comment(5) | TrackBack(0) | イタリア料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

タボラ カルダ ミヤケ(Tavola Calda MIYAKE )


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いってみヨーカドーさん添加物フィルターさん海老リータさんと、タボラ カルダ ミヤケに行ってきました。





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かんぱーい!
メニューは昼も夜も基本的にアラカルトのみ。



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鰯のインボルティーニ
味は塩がしっかりと効き、鰯の濃い味をしっかりと盛り立てる。
鰯自体もおいしい。これはかなり好きな感じ。







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パン
クミンの香りがしたと思う。





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もう一種類のパン。






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羊のトリッパ
羊のトリッパとは珍しい。牛のトリッパなら作ったけどね(笑)
内臓なのでややクセがあるが、うまみもしっかり。
こちらも塩がしっかりと効いていていい感じ。









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鰯のソースシチリア
まさに鰯の旨みを味わうパスタ。
味のバランスを崩すような不要な素材も無く、必要以上に油も控えすぎていない。
効かせる所をしっかり効かせた一皿。
パン粉もいいアクセント。
うまかった!





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生うにのペペロンチーノ
こちらもおいしい。






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鹿のラグー
鹿の味わいが濃く出てる。
これもうまかった。





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オーストラリア産 仔牛のロースト
すげーボリューム。
牛なのでそんなに期待していなかったが、想像以上にうまかった。
よく味わいの抜けたような旨みの無い肉を出す店が多いが、ここのは違った。
いい意味で噛み応えのある肉質で、ちゃんと味がある。
骨付きだったので、骨の近くまでガシガシ食べた。




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ヘーゼルナッツとリコッタチーズのケーキ
ヘーゼルナッツの芳醇な味わいと香り。これうまい。


全体的にかなりボリュームは多い。タボラカルダ(=食堂)らしく数名でシェアすると、より楽しめるのではないでしょうか。
料理の質の割りに価格も良心的です。
料理は全体的に塩が強めですが、本来これくらい効いていないといけないものだと思う。
変に塩や油を控えすぎても良く分からない料理が出来上がるだけだし。
サービスはかしこまった感じでなく、フレンドリーな感じ。
やや賛否両論あるようですが、そもそもこういう非常にカジュアルな業態のお店にかしこまったサービスは求めませんし、必要ありません。
このあたりではちょっとレベルが違うイタリアンを味わえる良店だと思います。
僕はかなり気に入りました。



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愛知県名古屋市東区代官町27-12 北條ビルA
052-932-9533
営業時間 11:30〜14:00 17:00〜21:00
月曜、火曜のランチ
posted by 1031 at 18:30| Comment(4) | TrackBack(0) | イタリア料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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