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横手焼そばを食べた後は鶴岡にある知憩軒へ。
昨年も訪れた宿。
到着が遅くなってしまった。
まず夕食へ。
一皿目。
どれも素朴ながら上質な味わい。
じゃがいも餅
じゃがいもっておいしいね、と思わせてくれる料理。
タレは少し甘め。
あけびの炒め物
このあたりではあけびをこのようにおかずにして食べる。
昔実家付近の山に入ってあけびを採って食った覚えがあるなぁ。
かなり苦味がある。
ごま豆腐、煮物などなど。
そして真ん中にあるのは「藤沢かぶ」
これは庄内の在来種であり、絶滅の危機にある野菜。
もともとこの土地で杉を伐採した跡地に焼畑農業として栽培されてきた。
聞くところによると、山の急斜面で栽培し、重労働を伴うわりに儲からないため後継者不足に陥ってるとか。
現在この藤沢かぶを本来の焼畑で栽培しているのはたった1人しかいないそう。
その味はというと、かぶの味を強くした味わいに、野生の山菜や菜花を思わせる若干の辛味とエグ味を有する。
とってもおいしい野菜でした。
当然調理はシンプルに塩のみで浅漬け。
いも煮とごはん。
ここはごはんがホントにおいしいんだよね。
ごはんもいも煮も3杯ずつおかわりした。
ホントにうまい。
焼きりんご
素朴で滋味深く。
そして翌日の朝食。
まずは蕗味噌、しょうゆのもろみ
本当に滋味深い料理たち。
味噌汁。
手作り味噌でね。
うまし!
昨年同様大満足の食事でありました、長南さん親子といろいろ話をさせていただき、とても興味深いお話をたくさん伺うことができた。
近年は山形大学の農学部?の学生も食文化に興味を持ち宿泊に来てくれることを嬉しそうに語って話しておられた。大学でそういうことを教えるのはとても良いことだと思う。
この土地でしか味わえない物、そしてそれをこの土地のみで継承して行って欲しいものです。
豪華な料理は出ませんが、本当の意味での豊かな食を味わえるはずです。
似非グルメの方や食べきれないほど料理が出てこないと満足できない方は行かない方が良いと思います。
また、その地で採れる農作物に興味が無く、大手スーパーに並ぶものも変わりなく同列だと認識する人もここへ来ても「普通」だと思ってしまうでしょう。
そういう意味でも、食文化や郷土料理に興味がある、理解したいと思う方はぜひ泊まってみるべきでしょう。
ちなみに宿泊は完全予約制で、一日一組限定。
1泊2食付で5500円より。
本当に素晴らしい有意義な時間をありがとうございました!
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<2011年秋 東北旅行の記事一覧>
片平まつり2011(東北大学片平キャンパス内)
アル・フィオーレ
山ふところの宿 みやま
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福田パン
光原社
ビアパブ ベアレン
ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店
ひぃなの丘 湖山荘
寿司一
ダ・サスィーノ
三内丸山遺跡を巡る。
大館で鶏飯を食らう
秋田内陸縦貫鉄道で行く。
料亭 稲穂
酒盃(その2)
浅舞酒造
発酵の町 横手を歩く
横手焼きそばを食らう。
知憩軒(その2)
羽黒山と精進料理
一心 加減燗
山形県鶴岡市西荒屋字宮の根91
0235-57-2130
なのにあなたが行った!?!? これ、何かのギャグですか???(笑)
なんだか良く分かりませんが、楽しいことがあったみたいですね!
よかったです^^