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お時間が許せば、ぜひコメント欄まで目を通していただき、多数の読者の方や僕がどのような考え方であるかを見ていただけると嬉しいです。

さて、前編で牛乳を食品学的観点、栄養学的観点から掘り下げて、その特徴を簡単にまとめました。
そして現代の日本人はカルシウム不足なのではなく、リンの過剰摂取状態にあり、カルシウムの吸収不全を招いている可能性を説明しました。
では「リンの過剰摂取を招いた最大であり、最悪の原因は何か?」という点について。
そう、それは・・・

それはなんと、加工食品やインスタント食品の消費増加なのです。
加工食品やインスタント食品とは具体的に言うと、ハム、ソーセージ類、練り物、スナック菓子、冷凍食品、インスタントラーメン、缶詰、レトルト食品etc...など挙げ出すとキリが無いくらい。
こういうものにはほぼ例外なく、保存料、pH調整剤、結着剤、その他もろもろの添加物としてリン酸塩(リン酸ナトリウム、リン酸カリウム、その他多数)が含まれる。
しかもこのリン酸塩・・・、物によっては使用基準が無い。
つまり法によってこれ以上使ってはいけないというラインが決められていない物もあるのだ。
このリン酸塩こそが最大の元凶なのである。
先にも述べたとおり、リンの過剰摂取は直接骨形成に影響する。
こんな物を長期にわたり過剰に摂取していれば、いくらカルシウムを取っても骨は強くならない。
逆に言えば、加工食品やインスタント食品がほとんど存在しなかった頃はカルシウムの摂取量は少なかったものの、リンの摂取量も現代に比べ格段に少なかった。
これこそがカルシウム摂取量における一番の問題点である。
リンの摂取量も鑑みず、カルシウム摂取量に一喜一憂することはどれだけ無意味なことか分かっていただけただろうか。
牛乳をカルシウムという観点でしか見ず、猫も杓子も牛乳を飲めという教育をすることなど、それこそ愚の骨頂である。
骨折が、骨粗鬆症が、そして子供の発育が心配なのであれば、カルシウムの不足ではなく、リンの過剰に注意すべきである。
牛乳に相談しても何も解決してはくれない。
そういうことを全く理解せず、「子供の成長には牛乳!」思っている親がいるとすれば、即刻やめていただきたいと思う。
牛乳が好きで飲む分にはいいと思うし、飲むことが完全に悪だとは言わないが、人間の子供にとって牛乳は栄養が過剰すぎる。
ちょっと考えてみて欲しい。
牛の子供が短期間で数十kgも数百kgも体重を増やせるのはなぜだろうか?
それは牛乳と母乳の組成の違いにある。
そもそも牛と人間の成体を比べてもその体重差は歴然である。
牛は短期間で大きく成長する必要があるため、牛乳にはタンパク質や脂質が多く含まれる。
人間は牛に比べると非常にゆっくり成長する。そのため多量のタンパク質や脂質は必要とせず、その代わりに母乳には糖分(乳糖)が多い組成となっている。
この組成こそがまさに人間にはぴったりなのである。
無理に人間に牛の乳を与えることは、栄養過剰になりやすく、小児の肥満や脂質異常(高脂血症)、ひいてはホルモンバランスの崩壊をも招くこととなる。
牛には牛に適した食べ物があり、人間には人間に適した食べ物がある。
それを全く考えず、ただ「栄養素が豊富」だと言う理由だけで牛乳を推奨することは甚だおかしい。
繰り返すが、「子供の成長のには牛乳!」だとか「水を飲むくらいなら牛乳!」というおバカな考えを持っている方は即刻やめた方が良い。
少なくとも牛乳を飲むことは健康上なんのプラスにもなりませんから。
以上を簡単にまとめれば、
・日本人はカルシウム不足ではなく、リンの摂取過剰である。
・成長と言う観点から見れば人間に牛乳は必要ない。
・現在のカルシウム摂取基準自体がおかしい。(これはカルシウムに限ったことではないが。)
・乳糖不対症について
乳糖不対症とは牛乳中にほぼ限定的に含まれる「乳糖」が分解できないために、お腹を下す症状のことを言う。
全般に日本人には欧米人に比べて乳糖を分解する酵素であるラクターゼの活性が低い人が多く、牛乳が体質的に合わない人が多いとされる。
実は乳幼児期にはこの乳糖を分解するためのラクターゼの活性が高いのだが、徐々に大人になるにつれラクターゼの活性が低くなってくる。
つまり乳糖を分解できない体になってくるのだ。
しかし、これは至って自然なことである。
なぜなら、大人になれば乳糖を分解する必要がなくなるのだから。
したがって「乳糖不対症」という、乳糖を分解できないことがいかにも劣っているかのように書くのはちょっとおかしいような気もする。
一部ではこの乳糖不対症を「乳糖分解酵素活性持続症」とする動きもある。
つまり、牛乳を飲んでお腹を下す人は至極健全な体であるのです。心配なさらず。
ま、かく言う僕は"乳糖分解酵素活性持続症"なのですが(笑)
・嗜好品としての牛乳
誤解の無いよう書いておくが、僕は牛乳の存在意義を否定しているわけではありません。
おいしいと思って飲んでいる人や、好きで飲んでいる人が飲むことはもちろん良いと思う。
それに特に洋菓子なんかはやっぱり牛乳や乳製品がたっぷり使われていた方がおいしいしね。
つまり牛乳は嗜好品としてはいいが、好きでもないのに、栄養を補うだとか、体にいいからという観点で飲む必要はないし、そうであれば飲まない方が良い。
それでも牛乳は子供の成長に必須だと考える動きはそう簡単にはなくなりそうに無い。
ここでちょっと僕の知人の話をさせてもらいたい。
その知人は食に対し非常に幅広い知識を持つ方で、二児の母である。
僕が知る限り、これほど自分と考えが合う人はそうそういないと思える、とても尊敬すべき人だ。
その方は子供に牛乳を飲ませてはいないそうだ。
そのことをママ友に話すと、決まってこう聞かれるそうだ、
「牛乳を飲ませないなら豆乳を飲ませるの?」
その方も言っていたが、なぜそういう考えになるのだろうか。
どうしても「乳」を飲ませないといかんのか!?
その方の答えは当然「別に豆乳も飲ませません(笑)」ですが。
ちなみにその方の名誉のために付け加えておくが、牛乳はあえて飲まない(飲ませない)だけで、おいしいケーキを焼くときにはちゃんと牛乳を使いますし、バターもたっぷり使います。
無理に豆乳を混ぜて焼いたり動物性食品不使用(笑)で焼いたりしません。
・まとめ
最後に僕の牛乳、およびカルシウムに対する考え方のまとめです。
・牛乳は飲まないに越したことは無い。
・牛乳を飲むことで栄養上プラスになることは全く無い。
・でも牛乳が好きで飲むことは全く悪いことではない。(できれば低温殺菌、ノンホモが良いが)
・牛乳を飲んでも身長は伸びない。
・日本人の平均身長が伸びたのは食の欧米化による栄養過多のせい。
・その栄養過多により平均身長は伸びたが、同時に生活習慣病も急速に増えた。
・嫌いなのに無理して飲む必要は全く無いし、それどころか悪影響すらあると考えられる。
・だからと言って代わり豆乳を飲む必要も全く無い。
・日本人は牛乳を飲んでお腹を下す方が正常。
・日本人にとってカルシウム必要量の基準は多すぎる。
・現代の日本人はカルシウム不足ではなく、リンの慢性的過剰摂取状態。
・リン過剰摂取の一番の原因は、加工食品やインスタント食品の消費増加にある。
・給食に牛乳は即刻廃止すべき。
日本人は牛の子か 〜前編〜 はこちら
日本人は牛の子か 〜後編〜 はこちら
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すごく詳しくてわかりやすいです。
内容とは関係ないのですが、先日、偶然手にした島根県の木次牛乳。
以前旅行したときに飲んだことがあるのでパスチャライズだということは知っていましたが、牛乳パックの側面に広告欄としてこんなことが書いてありました。
『 お母さんがたへ ◆ お母さん 赤ちゃんにはあなたの母乳を差し上げてください。母乳こそ赤ちゃんの最高の食べ物です。』
これを目にして思わず買う予定でもなかった牛乳を買ってしまいました。
なんだか心がぽかぽかしました。
牛乳パックの側面に、それも一番上に書いてあることに嬉しくなりました。
そのほかは安全性のことやのびのび育った牛であること、牛乳の天然性を保つためのパスチャライズのことなどが書かれていました。
私にとっては嗜好品の牛乳ですが、こういうものづくりをしてくれているところ、すごく応援したいです。
余談ですがSSの会、うらやましいです。
コッチにいるのに大いにうらやましいです(笑)
帰省の予定しようかなぁ…(笑)
小児の成長にはカルシウムとタンパク質の摂取は必須であり、その点、乳製品は便利な食物だと思う。
乳製品を摂取すると同時にリンも摂取することになるが、繰り返すが、腎機能が正常である限り心配には及ばない。高リン血症にならない限り骨吸収は起こらない。
最近の子供が骨折を起こしやすいのは、「運動をしないために転び方を知らない」・「お天道様にあたらないために骨が強くならない」ことに尽きる。
子供の成長にとって、室内でゲームに興じさせすぎたり勉強させすぎたりすることが最大の害悪なのである。どれだけカルシウムを摂取してもウンコと一緒に出ていくだけである。
子供の成長には、カルシウムとタンパク質とビタミン類をしっかり摂らせ、外で遊ばせること。
老人の猫背を防ぐには蛋白摂取を高めること。
これが大切である。
もちろん、ジャンクフードは百害あって一利なしということに対しては異論なし。
乳糖不耐症についてですが、北欧の方々を除いて欧米人も8割型乳糖不耐症です。が、これは成人性のもので、先天性のものとは区別します。
先天性のものは人種差はなく、10万人に一人いるかいないかぐらいの稀さです。
成人性のものは時と共に乳糖の分解酵素が減るんですが、乳糖を取ることによって増えるんですよ。
欧米人も日本人も乳製品を日常的に摂取していれば下痢になったりはしません。
お伺いしたいことは、昔の人は骨が強かったことと、リン摂取量が昔の人が少なかったことについて具体的な根拠はあるのでしょうか。
>牛乳を飲んでも身長は伸びない。
カルシウムと身長の相関関係は科学的にわかっています。
牛乳はカルシウムの摂取に含有量と吸収率共に優れている製品です。
>牛乳を飲むことで栄養上プラスになることは全く無い。
牛乳はアミノ酸スコア100と優良なタンパク源でミネラルやビタミンがバランスがとても良く、消化吸収率もよいものです。完全栄養食というのはさすがに嘘ですが、栄養学的に優れた製品であるには違いありません。
>現代の日本人はカルシウム不足ではなく、リンの慢性的過剰摂取状態。
Ca/P=2倍以下ならリンがカルシウムを阻害することはないとされます。成人男性平均で546mg/1076mgなので大きな問題ではなさそうです。
まあリンに限らず過剰摂取は良くないですが、リンはほとんどの食品に含まれますから摂り過ぎには注意したいところ。食品添加物としてのリン酸塩は気にする量ではないです。
栄養学に限らず科学は多くの試み、失敗、経験に基づいて、膨大な人と年月をかけて、「『物の世界』についての法則」を明らかにしてきました。
それに乗っ取らない話であるなら大多数たちの経験の蓄積に、反しているということをどうか心の片隅に置いてください。
もちろん膨大な蓄積された知見があっても、まだわからないこともたくさんあるので、それは学者本分精進すべきことですね。
木次乳業・・・素晴らしいです!
そういう考えで乳牛を育てていらっしゃるとすると本当に信頼できる会社ですね。
SSの会、まだ間に合いますのでご応募下さい(笑)
貴重なご意見ありがとうございます。
小児の成長にカルシウムとタンパク質の摂取が必須であることに異論はありませんが、現代では過剰の方が懸念されます。
したがって、あえて乳製品を多量に摂取する必要は無いと考えます。
また高リン血症が起こらないことがすなわち骨吸収が起こらないとは一概に言えないのではないでしょうか。
腸管でカルシウムが吸収される際にリンが拮抗するとも言われています。そうなれば必然的にカルシウムの血中への吸収量が減り、結果、骨吸収が促進されるとは考えられないでしょうか。
>「運動をしないために転び方を知らない」・「お天道様にあたらないために骨が強くならない」ことに尽きる。
これに関しては同意します。
外で遊ばない子が増えているのは事実でしょうね。
コメントありがとうございました。
大変参考になりました。
>乳糖不耐症についてですが
ラクターゼの活性が上がることは知っていましたが、それほど乳糖不対症が多いことは存じ上げませんでした。
ただし、ラクターゼの活性が下がると言うことはやはり人間の元来からの性質を考えると「必要が無いから」であるという所に収束するのではないでしょうか。
>昔の人は骨が強かったことと、リン摂取量が昔の人が少なかったことについて具体的な根拠はあるのでしょうか。
ありません。
前編の冒頭でも述べさせていただいておりますし、「ブログの使い方」にも書かせていただいていますが、このブログは公の論文による根拠を発表する場ではありません。
私的見解や経験則を覚え書き代わりとしても利用しております。
>カルシウムと身長の相関関係は科学的にわかっています。
おっしゃるとおり、この二つをグラフにプロットすれば当然正の相関はあります。
しかし、それがすなわちカルシウム摂取=身長の伸びと断定するためには、カルシウム摂取が同等である多数の群に対し、それ以外の因子が絡んでいるかどうかを追跡調査する必要があるのではないでしょうか。
また、文章中を読んでいただければお分かりかと思いますが、僕は身長が伸びていると言う事実はさほど問題視しておらず、それに随伴している(であろう)生活習慣病の増加に注目しております。
>牛乳はアミノ酸スコア100と優良なタンパク源でミネラルやビタミンがバランスがとても良く〜
そうですね、これもよく言われることですし、当然僕も存じ上げております。
ただ、アミノ酸スコアなどと言ったものは人間の後付であり、そんなことは重要視しておりません。
僕はこういう学問にとらわれること自体を問題視しています。つまり、人がどう生きてきたかを考えたときにアミノ酸スコアだの栄養学だのといったものは意味を成しませんし、そういったことを抜きにして人間の本来あった姿を考えて欲しいのです。
もちろんあなただけに言うわけではありませんが、少しキツイ言い方をさせていただくと、そういう栄養学や論文での結果にとらわれた考え方をしている時点で、すでに僕の述べている内容に対しての論点がずれております。
>それに乗っ取らない話であるなら大多数たちの経験の蓄積に、反しているということをどうか心の片隅に置いてください。
まさに僕が今回述べさせていただいたのは、そのエビデンスや知識に則らない考察であります。
しかし、ご存知かと思いますが、現代の論文などに見られるエビデンスは発表側が意図し、そうなるべくして出ている結果も非常に多いです。
特に栄養に関する相関関係などの論文では明らかな交絡因子を無視した結果なども良く発表されているように思えます。
文章から、あなたは非常に見識が高いように思えます。
だからこそあなたのような方がそういう既存の知識にとらわれないような考え方をしていただきたいものです。
現代では過去に比べ確実に生活習慣病をはじめとした疾病が増えています。中には過去には見られなかったものもあります。
そうなっている以上は過去になかったものが現代の食生活にあると考えられないでしょうか。
重ね重ね言わせていただくと、あなたのような方がなんの先入観もなく既存の知識を疑えるようになれば日本人の食生活もいい方へ向かうでしょう。
貴重なご意見ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。
上記の皆さんのコメントに対してまったくもって、稚拙なコメントをどうかお許しください。
よく牛乳を飲むと「キレない子供」が育つと聞きませんか?カルシウムを摂取することで身体への栄養面だけではなく、心や精神的な与えるものについても気になるところです。
ただ、申し訳ないですが。
私は牛乳が好きなぶん、このブログを楽しみに読んでたいただけに、なんだか切ないきもちにはなります。フォローをして下さってるのは十分に分かりますが、なにか一線をひかれた気持ちになりました。
興味深く読ませてもらいました。
朝食は長年パンと牛乳、
牛乳=カルシウム摂取と何も疑問に思わないで過ごしていました。
乳製品を控えるよう言われている私はまず朝食の牛乳を辞めました。
特に牛乳好きと言うわけではないで辞めるのは簡単でしたが、パンに何を飲もうかなぁと。。。
コーヒー、紅茶はカフェインが気になるし、、
うぅん〜難しい!!
以下私の独自の見解なので1031さん違ってたらすみません(笑)
そもそもこの牛乳の記事は、牛乳を悪者にするわけでももちろん推奨するわけでもなく、また成分や組成に対しての追及や人間の身体に与える影響を細かく議論するためのものでなく、食全般に対しての提言のひとつだと思います。
素直に、牛乳を飲んだとき、”ご自分の体調の変化”を気にしておられますか?自分の健康のために、必要な飲み物かどうか”ご自分の身体”で確かめていますか?
ということを言われているのだと感じました。
情報社会の現代にはたくさんの情報が簡単に手に入りとても便利な反面、惑わされ安くなっています。また意図して仕向けられている情報も数多くあります。
ある特定の食べ物と病気や体調との関係はその食べる人の人種、住んでいる風土、季節、年齢、そのときの体調そしてもっと言えば気分や精神状態、またいっしょに食べる相手との関係、食べる状況によって影響の仕方が変わってくると思います。
牛乳に限らずですが、食べ物の栄養や身体への影響に関するさまざまな研究や結果はそのとき、その集団には当てはまってもそれが自分に当てはまるとはいえないと捉えるべきだと思います。
つまりは、エビデンスと捉えるより、その研究における現象の一つとしてとらえ、また、その食品特有でなく、その人にまつわるさまざまな要因が折り重なっていることを念頭に入れておくことが必要と思います。
たとえば、朝食の必要性について、朝食を取るこの方が、取らない子より成績が良いという結果が提示されていたのを見たことがありますが、そんなの朝食が影響している部分はわずかか、ないに等しいと思われます。というのは、背景を考えれば、"朝食を取る"
ということはまず、自身が早起きしたり、親が用意したりと、自己管理や、周りの環境が整うことが必要で、それが毎日できているということであればおおむねまじめに勉強するパーソナリティになりうるからです。
それを朝食を取る取らないだけで考察するほうがナンセンスだと感じます。
そして、そこで大切なのは、『一般に』、ではなく、自分にとって朝食は必要なのか、どんな食べ物が必要なのか、食べたくないときにまで食べる必要があるのか、ということを”自分で感じる、考える”、ということなのではないでしょうか。
つまり牛乳に対してもそうで、あらゆる情報は参考にして、自分の身体の声を聞く、
牛乳に相談する前に、『自分の身体に相談する』ことが忘れられていてはいないでしょうか。
そこを怠ってきたがために身体に不必要な刺激のある食べ物が増え、本来大切な自分の身体に必要な食べ物を感じる能力、またそういう努力が失われ、さまざまな情報に流される社会になってきているのではないでしょうか?
手に入れた情報を理論だけで追及し、(もしくは追及せずに)実践するのではなく、何よりもよく知っている自分の身体で検証することがなによりの健康につながると思います。
なんだかまとまらない話ですが、とにかく、ここで語られているのは、
『もっと食べ物に対して向き合ってください』
ということだと感じました。
牛乳は悪者ではありません。
食育だ!などといわれて子供の給食に米粉パンや化学調味料を使ったひじきの煮物を食べさせられるよりは、木次牛乳のような心のこもった飲み物を、そのような思いでできたものだと子供に伝えながら飲ませるほうが何倍もこころと身体の栄養になると感じています。
しかし健康だから飲みましょう、と給食に牛乳を出すのは間違っていると思いますし身体には悪影響だと思っています。またここで語られているように牛乳は成長に必要ではないと思います。
科学的でなく、観念的な言い方で申し訳ないのですが、現代人に食品アレルギーが増えてきたのは、食べるものへ対する向き合い方を見直せという提言でもあるように思えてなりません。
アレルギーのお話を聞くたびに、私自身まで「何気なく口にしているけれど、本当に体の声を聞きながら食べているの?」と問われているように感じことすらあります。
私も、人に言えるほど健康に完璧な食事をしているわけではありませんが、できうる限り『食べること』にまつわるさまざまなことに目を向け、耳を傾けようと思っています。またそういうことを子供に伝えていきたいと思っています。
長々すみません。語彙貧困なため伝わりづらいかも知れませんがなんだか書かずにおれませんでした。
しかし、1031さんのように、未来の子供たちを見据えたこのような(『栄養学など』のカテゴリ内の記事)発信を継続してくださるのは心強く感じます。
つまりは、ここで、1031さんが述べられた牛乳に対する害の論拠も、それ云々を逐一どうこうという捉え方でなく、そういう方面から見たときに、自分が牛乳を飲むことをもう一度ご自分で考え、ご自分の体調の変化に目を向けてみてはどうですか?ということだと思います。
現に私の周りでは、牛乳、乳製品を控えたり、やめただけで体調が良くなった方のお話も何人か聞いております。
だからといってやめろというわけではありません。
でも、それが自分の健康の弊害になっているかもしれないことを少し考えてみてくださいということなのです。
牛乳について記事として取り上げていただきたいとお願いした張本人です。
非常に分かりやすく、しかも細かく説明していただきありがとうございます。
私自身、牛乳に対しては懐疑的な部分が多かったのですが、知識としては全く乏しかったので、1031さんの意見を聞いて理解が深まった反面、なんだかよく分からなくなってしまった部分も・・・w
しかしながらこれを参考にして、ちょっと牛乳と向き合ってみたいと思います。
どうもありがとうございました。
先にのんたんさんの書かれている木次牛乳、考え方が素晴らしいですね。とても嬉しい気持ちになりました。
妊娠していないのに乳が出る、と言うことは、その為にホルモン剤なりを使用している訳で、その影響でヒトに乳がんや前立腺がんが起こる事も知られていますよね。
あと洋菓子に関する考えも同じです!
やっぱり乳製品の使われていないケーキは美味しくないですもんね^^;
牛乳とはこれからも上手に付き合っていきたいです。
賛否両論あると思いますが、記事にしてくださりありがとうございました。
そうなんですか
びっくりです
有り難うございます
個人的には私が欲するたんぱく質製品としてはどうやら乳製品が入っているようです。だから自然と乳製品を採りたくなるのだと感じています。
私は医者ではありませんが、医学界では「牛乳を飲んでもカルシウムは余分に摂取しない。牛乳を飲み過ぎると脂肪分が過多で、コレステロールも多く成人には害しかない。」というのが当たり前となっているそうです。
ならば昆虫採集して食べる生活が本来の姿だと思います。カルシウムたっぷりですよ(笑)
言い方悪いですが、たかだか50数年で食えるようになったものの驕りです。
本来は食べるために生きてきたんじゃありません。生きるために食べなきゃならなかった。
その工夫してきた営み、生きるための経験や知見を明らかにすることこそが科学であり栄養学であるんです。なんら自然と対立することではありませんし、理論だけがポッと出てきたわけでもありません。多くは先人の知恵や経験に則ってます。
>エビデンスや知識に則らない考察であります。
ではリンはカルシウムの吸収を阻害することはエビデンスや知識によらないでわかることなんですか。
>論文の恣意性
人間である以上恣意性が生まれるのは当然です。査読付き論文であれば、検証可能性が担保されるので、恣意的だなと思えば、論理的に反論すればいいだけです。一般市民にも可能です。明らかに偏ってるのは見ればわかりますし、大体反論されたり無視されたりします。
というかまともな学者や知識人であれば誰よりも既存の知識に対して常に懐疑的です。
あまたの論争や経験で残ったガイドライン的な栄養バランスも常に疑われ修正されています。
のんたんさんのおっしゃる「朝食摂るほうが頭がよい子が多い」などはエビデンスとは言いません。
こういうのをさも栄養学のエビデンスのようにとりあげるマスコミや踊らされる消費者はもちろん、生化学や栄養学の知識のない医師や看護師、継続的に学習しない栄養士の一部によって一般化され流布されることは危惧する事態です。
こんな事態ですからEBN(evidence based nutrition)=根拠に基づく栄養学が提唱され、広めなきゃなりません。根拠に「基づく」のであれば検証可能ですからいくらでも反証できます。基づかないのであれば無理です。
>杉さん
牛乳のコレステロールは多くありませんし、医学界で(一部の不誠実な医師除く)そんな常識ありません。
根も葉もないことは言わないほうがいいと思います。
ーーー
もちろん栄養学を重視するあまり、郷土料理であるとか、食べ物の調理や食べ方であるとかをないがしろにしてきたのも事実だと思います。どんなことにもデメリットは存在します。
EBNに則りつつ調理科学の分野の発展や育成は後押ししたいですね。
私個人の感想ですが、各人好きに食べれば良いです。
が、栄養バランスに基づいた食事で救われた命や健康状態が劇的に改善することは多数の事例あります。しかしそれでも病気にはかかります。個人差もあります。病気は確率です。
一方栄養バランスを無視して死亡したり、劇的に健康悪化することも多いです。マクロなんとか、などです。
かくいう私も欲するままに牛乳飲みますし、時にはパンを食べ過ぎます。
ただ誤解が生じやすいことに詳しく突っ込んで説明しなければならない時もあると思ってます。
コレステロールは多くないのかもしれませんが、脂肪は確実に多く、飲むなら低脂肪乳だと言われますが、こちらにはどう思われますか?
牛乳普及協会ではコレスレロールに善玉と悪玉があることも必死に否定していますが、いかがお考えですか?
とても参考になるブログです。
いつもありがとうございます。
今回の牛乳について。
私は3年ほど前から牛乳を買うのをやめました。
たまたま読んだ、スキニービッチ(本)に牛乳について書かれていたからです。それをきっかけに「ファストフードが世界を食いつくす」など読み大変驚きました。これらは今回このブログでの提言と共通する部分があります。
どの食品が”いい””悪い”ではなく、いままで、きちんと考えずに思考停止のまま、あるから買うという自分に気がつきました。
今回こうやってまたこのブログを読み、1031さんに感心するばかりです。
記事を書いていただき、ありがとうございます。
カルシウムを摂取することで精神が安定するというのは一理あると思いますが、牛乳を飲むことがキレない子供が育つことと直結することはありません。
カルシウムの吸収の問題だけであれば、先に述べたリンの摂取量の問題で説明はつきます。
もっと言えばそいういう情報は牛乳の協会か何かが推奨してるだけかもしれません。
そういう情報操作はどんなところにもありますし。
何度も言いますが、僕は牛乳の存在価値を否定しているわけでは全くありませんし、好きであれば飲めばいいと思います。
コメントありがとうございます。
牛乳は嗜好品ですからね。
多量に摂取してもいいことは無いと思います。
とても丁寧で分かりやすい内容のコメントありがとうございます。
こういう有用な内容のコメントはどれだけ長くても結構ですよ^^
以上で述べられていることがのんたんさんの独自の見解なのであれば、その考え方は100%僕と一致しております。
みなさんにはのんたんさんのコメントもぜひ読んでいただきたいものです。
おっしゃるとおりで、牛乳を否定するわけでも肯定するわけでもありません。
ただ、人間には必要であるかのような過大な評価には疑問を持っていただきたいと思っているからです。
コメントありがとうございます。
僕自身も考えをまとめておきたかったのと、一つの疑問として提唱したいと思っておりました。
木次牛乳、とても素晴らしい考え方ですよね。
僕もとても嬉しくなりました。
確たる証拠は無いにしろ、生活習慣病に限らず、過去に無かった疾病が現在増えていることは紛れも無い事実です。
なぜそうなったかを考えると、やはり過去に無い物を食べるようになったからと考えるのが自然だと思います。
ただ、おっしゃるとおりで賛否両論があって然るべきだとおもいますし、無さ過ぎたのが不思議なくらいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
>ならば昆虫採集して食べる生活が本来の姿だと思います。カルシウムたっぷりですよ(笑)
そうですね、バカみたいに牛乳を正当化するよりはまともかもしれません。
>本来は食べるために生きてきたんじゃありません。生きるために食べなきゃならなかった。
本来はも何も現代もそうでしょう。
>多くは先人の知恵や経験に則ってます。
これは僕も述べていますが、そうであればなぜそんな先人の知恵を無視したように日本人が牛乳だのヨーグルトだのを摂取する必要があるのでしょうか。
>ではリンはカルシウムの吸収を阻害することはエビデンスや知識によらないでわかることなんですか。
わかるわけないですね。
ただし、僕はそんなことを延べたいのではありません。
どうやら僕の述べたいことを汲み取ってはおられないようですね。
その点に関してはのんたんさんが僕以上にすべて完璧に述べられていますので、参考する気があれば参考にしてみるといいと思いますよ。
EBN(evidence based nutrition)にやたらとこだわりを持っておられるようですが、その「根拠」自体が栄養士、医師、その他の関係者の意図するままに、なるべくしてなるよう仕向けられていることは当然ご存知ですよね?
のんたんさんも述べられていますが、僕はそもそも牛乳を否定するわけでも肯定するわけでもありません。
何も疑問に思わず、もてはやされていることに疑問を持って欲しいと思ってこういう記事を書きました。
どうも僕の記事の内容についての論点が相当ずれておられます。
僕への反論は自由ですが、これ以上意味の為さない反論をされるのであれば、おそらく水掛け論になりますから、今後無意味なコメントは控えます。
あなたのように論文での結果などにとらわれ、食品を理論や数字でしか見られない人は医療従事者にはありがちです。
論理を後ろ盾に武装することによってしか自己表現が出来ないからでしょうか。
そういう考え方に疑問を持って欲しいからこそ今回の記事があります。
僕も残念ながらそんな浅はかな考え方を持っていた時期もありました。だからと言ってあまりお気になさらないで下さいね^^
「そういう考え方」の方が大多数なだけで、あなたが特別劣っているわけではないと思います。
繰り返しますが、今一度「食べ物が本来あるべき姿」を考えてみてくださいね。
牛乳の栄養に関してはいろいろと推察されることはあります。
人間の体に合わないということがまず第一だと考えますが、嗜好品としていただく分には否定する物ではないと感じます。
今回の記事ではそれよりも食べ物の本来あるべき姿を今一度考えてもらえればよいかと思います。
最近いろいろな書物が出回っていますよね。
否定するにしろ肯定するにしろ、やや過剰すぎる物が目立ちますが、書物にする以上はそれくらいインパクトがないといけないのかもしれません。
おっしゃるように、食べ物自体の善悪を説くことは全く無意味です。
食べ物は必ずその土地、その人間と共に成り立っています。
ある地方で食べられている物がその他の地方で必ずしも有用であるとは限りませんし、そうでないことの方が多いのかもしれません。
賛否両論あるかもしれませんが、僕はこのような記事を今後も書き続けていくつもりです。
食について少しでも疑問を持つことが大切だと思いますから。
「病は気から」という言葉があります。人間、「おおらかさ」が一番です。
牛乳も良いではありませんか。いろんな食品の中でもすぐれものだと思います。ただ、良いからと言って摂り過ぎは良くありません。
「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」です。
「むやみに摂り過ぎることは」、「むやみに避けること」と同じです。
エビデンス第一主義もいかがなものかもしれませんが、現在、エビデンスを論破できるものはありません。エビデンスを否定するのは良くありません。エビデンスを否定するのは「単なる宗教」です。
エビデンス至上主義者には多少の違和感を感じますが、「宗教」のお題目を唱えることよりもはるかにマトモです。
エビデンスに反論できなくなると「水掛け論」に逃げるのは、「宗教」の最も唾棄すべきことです。エビデンスに対しては、エビデンスで反論するしかありません。
繰り返しますが、なにより大事なことは「おおらかさ」です。多少の害悪くらい飲み込んでいけばいいではありませんか。人間は太古の昔よりそうして生き永らえてきました。
コメントを書き送っていて感じたのですが、書き送って瞬時に反映される貴ブログ、素晴らしいです。
管理人さんの御姿勢、尊敬します。
「このコメントは管理者の承認待ちです」 で取捨選択している某巨大ブログに比べて、信頼度は遥かに上です。
いつまでも、このスタンスを維持していかれますよう、心より願っております。
何度も言いますが、好きで牛乳を飲むことが悪いことだとは一言も言っていませんし、それならそれでいいと思います。
また、これについても何度も言いますが、エビデンスを否定しているわけではありませんが、そのエビデンス自体が一体どのような方法によるかと言うのも重要です。
論文の結果は大抵は論者が意図し、そうなるべくして出る結果も多いからです。つまり、ある意味情報操作が行われていることに問題があります。
しかし、通りすがりさんのおっしゃるように「現在エビデンスを論破できるものはない」は事実だと思いますし、それに関しては納得せざるを得ません。もちろん、それにいわゆるエビデンスも無く論破するつもりはありません。
ただし、疑問を持つべき点には持っていただきたいと感じ、このような記事を書きました。
最後にブログのコメントについてですが、店舗の情報ではそのような非公開が必要である場合もあると思います。
ただし、この記事に関しては情報操作や取捨選択は何もプラスに働きません。
牛乳自体の存在意義の是非ではなく、牛乳が必要であるとある意味絶対的な理論が成り立っていることに疑問を感じ、このような記事を書かせていただきました。
「食事は。まず美味しくなくちゃ、アカン」主義です。
「身体にいいから」と食べるより
まず「美味しいもの」=「これ食べると元気になる!」という実感の元にご飯食べてる「乳糖分解酵素活性持続症」の一人でもあります。
実際、牛乳及び乳製品は大好きですしね。
いつか「牛乳」について書いてくれないかなと思ってました♪
今まで私の持っていた知識をはるかにうわまわる情報量に脱帽です。
さて。記事の内容から少々外れるかもしれませんが、ちょっとコメントさせてくださいね。
実は私にとって牛乳とは「食材店」(スーパー含む)を判断する重要なアイテムの一つです。
「低温殺菌牛乳を取り扱ってるかどうか」
で、お店の食材に対する考え方が現れてると思っています。
どれだけ植物モノ「野菜・果物」に対して有機栽培や地物栽培物を並べていても牛乳がUHTしか置いてないお店にはげんなりしてます。
なぜか添加物や農薬・肥料・飼料・原産国表示に対しては皆すごくナーバスであるのに
牛乳の製法によって変わる「栄養と味と引き起こされるアレルギー」については知られてない事が多いんですよね。
不思議なことに。
なので低温殺菌牛乳が置かれてると
『オールマイティに食について考えてるお店かな?』と信用度があがります。
もっとも「需要がないから置けない」お店もあると思いますけど。
私の友人に長年ドイツにいた人がいます。
彼女は日本にいた時代UHT牛乳(高温殺菌牛乳)をよく飲んでたそうですが、渡独して長年過ごし、日本に帰ってきてから日本の牛乳を飲むとおなかを壊すようになったそうです。
なぜかと言うと。
ヨーロッパでは通常のスーパーで置いてあるのは「低温殺菌牛乳」であり
日本のスーパーでは通常商品であるUHT牛乳は長期保存できる常温パックのペット(家畜)用として売っている。
なので自然、通常で低温殺菌牛乳を飲むようになった後で、
日本のUHT牛乳を飲むと、たんぱく質が変質してる為におなかを壊すようになったと。
この現象は彼女だけでなく日本で低温殺菌牛乳の販売に力を注いだ方の著書にも記されてました。
ここで思ったのは
「日本よりも乳糖不対症が少ないはずのヨーロッパにおいて、低温殺菌牛乳が通常商品であるのに対し、
乳糖不対症が大概であっておかしくない農耕民族の日本において何故高温殺菌牛乳が大半の流通良品であるのか?
果たして日本人の牛乳アレルギーは“本来の牛乳”のアレルギーであるのか?」
でした。
それ以来、牛乳は低温殺菌牛乳(出来たらノンホモ)しか買わなくなった私です。
どんな食べ物を摂取しても「だからと言って別に体調は悪くなってない」という人は沢山います。
私の身近にもいます。
それに対して「食」に気をつけるようになったのは大抵何か大病をしたとか、妊娠したとか
そんなことがきっかけの人も沢山がいます。
そうして始めて「食」は「身体」を作るものだと思えるようになるんですね。
のんたんさんもおっしゃってますが、
「食べものと自分」にもっと向き合う人が増えて欲しいです。
ちなみに私は米食いでコメを食べないと力が出ませんが
旦那はパンと牛乳でないと力がでないそうです。
思いっきり日本人なのにw
自分の考えをまとめる意味でも、こうやって記事にしてみました。
客観的な考察、そして個人的な考察を含めて。
実は普段は牛乳をあえて買うことが無いので、意識はしていませんでしたが、低温殺菌の牛乳を置いていると言うことはとても重要ですね。
たしかになかなか気付かない部分かもしれませんし、それだけにお店の意気込みや考え方が出る部分でもありますね。
様々な意見があるとは思いますが、やっぱり牛乳は人間の飲み物じゃありませんし、その本質を考えていただきたいと思います。
食べ物は「数字」で計るもんじゃないですからね。
何度も言いますが、好きで牛乳を飲むことが悪いことだとは一言も言っていませんし
↓
やっぱり牛乳は人間の飲み物じゃありません
食べ物は「数字」で計るもんじゃないですからね。
↓
日本人にとってカルシウム必要量の基準は多すぎる。
現代の日本人はカルシウム不足ではなく、リンの慢性的過剰摂取状態。
日本人の平均身長の伸びと生活習慣病の増加は強い相関関係にあります。
先にも述べた食の欧米化により、昭和以前から比べるとカルシウムだけでなく、タンパク質や脂質の摂取量も格段に増えている。
日本人はカルシウム不足ではなく、リンの摂取過剰である。
現在のカルシウム摂取基準自体がおかしい。(これはカルシウムに限ったことではないが。)
波風を立てるのは止めようと思っていましたが、あまりに論理矛盾が激しいので。
こちらも何度も繰り返すのは面倒ですが、やはり理解されていないようなので、もう一度言いますね。
「牛乳は人間の飲み物ではない」
これに関しては決して揺らぐことの無い僕の意見です。
しかし、好きで牛乳を飲むことは悪いことではないし、実際僕もたまには飲みます。
これの一体どこが矛盾だと言うのでしょうか。
また、「食べ物は数字で計る物ではない」に関しても僕のこの類の記事では繰り返し主張しています。時間があればご覧下さい。
なので、これに関しても揺らぐことのない僕の意見です。
しかし、あなたもおっしゃるように、「根拠もないのに主張するようではただの宗教」です。
したがって、現在統計や論文で「一応」正しいとされている数値を客観的に付け加え、ある一定以上のエビデンスが得られている根拠を付随しました。
これの一体どこが矛盾だと言うのでしょう。
客観的な意見の相違については述べましたが、主張を変えた覚えはありません。
おっしゃるとおり、人間の、しかも乳幼児期にのみに必要なのは母乳ですね。
牛乳は牛の飲み物ですし、人間には全く必要ないでしょう。
なので、牛乳を飲むと具合が悪くなるマリオさんはとても正常なのだと思います。
それも脂肪分多いのが甘くて。
嗜好品ですかぁ。
そういえば30年以上飲んでるけど、朝、牛乳がないと(買い忘れてると)一日が始まらないんで中毒ですかねぇ。
おれ、ミル中です。
脂肪分の多いものはおいしく感じられるでしょうね。
うまいと思えるものを飲むことはいいと思いますよ。ただし人間には必須ではありませんので、嗜好品だと僕は思っています。
木次乳業のパスチャライズドですが、通常スーパーで売っている紙パックバージョンなら何度も買って飲みましたが、紙パックの牛乳は紙の匂い移って美味しくないです。とても残念です。
MEIJIの低脂肪・カルシウム&ビタミンA強化の乳飲料は明らかに「牛乳みたいな味のする乳飲料」の味のする飲み物ですが、紙パックの木次パスチャライズドより美味しかったりするので厄介ですね。(木次パスチャライズドも出荷直後なら、それほど悪くは無いのでしょうが…)
今度、木次乳業にメールして紙パックを廃止する気概が無いのか?問い合わせてみます。
ホント食べ物に関していう限り、昔ながらのモノって、良い物がほとんどですよね!
確かに紙パックは匂いが移りますね。
僕はあまり牛乳を飲みませんが、昔飲んでいたビン入りの低温殺菌・ノンホモ牛乳はうまかった記憶があります。
コストの関係などから難しい面もあるかもしれませんが、いい方向に向かっていただけるならそれは嬉しいことですね。