2011年07月12日

小山


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次に向かうは小倉にある小山と言う寿司屋。
駅からはそう遠くないが、全く目立たない雑居ビルの二階にある。
入り口は写真の場所。





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カウンターのみ、9席ほど。
話を聞くと、大将は調理の過程で基本的に「下茹で」「灰汁抜き」などを一切行わないそうで、食材のありのままの力を生かすことを信条としているそう。
また、食材を余すことなく使うということも意識しておられるそう。
こういうところはイル・プルー・シュル・ラ・セーヌの弓田氏に通ずるものを感じる。(本を読んだだけだが。)

ま、美味しいかどうかとはまた別問題ではありますが。






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アピオス、じゅんさい、コーンとチーズの和え物、ごま豆腐
ビールを飲みながらつまむ。
ごま豆腐は濃厚でうまい。

その後は福岡のお酒、可也を熱燗でいただいた。





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バイ貝、バイ貝の肝、鯖の白子、いさきの卵煮こごり
酒が進むものばかり。





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明太子
これはかなりうまかった。粒がしっかりしていて、旨みも十分。
半年ほど寝かせてあるそうです。






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小あじの熟れずし、スズメダイの炙り、穴子の酒盗、枇杷の白和え
熟れずしは旨みよりもかなり酸味が強く、キレイに熟成しているとは言い難い。
あのお店の熟れずしを味わったことがあるとなおさらです。あれは別格ですから。
穴子の酒盗はまさに珍味。酒飲みには嬉しい一品。







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なぜかここで味噌汁。






ここからは握りに。

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イカ△ キス△ 真鯛× アジ〇
シャリは柔らかめ。甘さはほとんど無い。
キスはやや生臭さが感じられ、旨みも乏しい。
真鯛は天然らしいが、旨みもないし脂も臭い。食感も無い。
アジは脂の乗りもよく、まずまず。





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アジ× いわし× ふぐ△ コハダ△
こちらのアジは6日ほど寝かせてあるらしいが、思ったほど旨みは感じられず、それ以上に質が悪いのか生臭さが際立つ。
いわしも同様に6日ほど寝かせてあるらしいが、うまくはない。
コハダは強めの締め加減ではあるが、悪くはありません。ただ、シャリとの相性は良くない。





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穴子△ 平貝△
上の二つは忘れました。
穴子は皮目に不要な弾力と臭みを感じ、イマイチ。
平貝はこういうものと言えばこういうものだが、旨みも食感も無く、おいしくはない。









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太刀魚〇 鰆の味噌漬け△ 金太郎(ヒメジ)△
右上の写真の握りは忘れました。
太刀魚はうまい。
鰆の味噌漬けは漬けた後に3週間ほど寝かせてあるそう。悪くは無いが味が濃すぎるので握りよりツマミで食べたかった。
金太郎という魚は味は悪くなかったように記憶しているが、山椒の葉と昆布のせいで味が良く分からない。






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あさりのしぐれ煮△ たまご×
しぐれ煮は悪くないが、これもツマミで食べたい。
たまごは激甘で厳しい。






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ツマミはかなりいいものもあったが、握りはシャリもネタ質もダメ。
寿司屋は飲み屋ではありませんので、いくらツマミがうまくても握りがダメなら満足度は低いです。
あと、個人的には大将の接客はかなり気になります。
不快というほどではないが、ツマミも握りもこちらが聞かないと名前を教えてくれません。
見ただけで分かる物ならともかく、握りなどは分からない物も多いので、教えて欲しいと思ってしまいます。
瓶ビール1本と熱燗1合と十分にツマミをいただき、握りは18カン。
以上で支払い金額は12000円ちょい。
終わってみれば30種類以上のネタが出てきたが、不満残るものが多かったため、いくら支払い金額が良心的といえど満足度は低いです。

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posted by 1031 at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | すし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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