2011年04月28日

吉田牧場のチーズ


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岡山へ行ったついでに吉田牧場へ。
吉田牧場と言えば、そのチーズが全国のレストランで使われていることでも有名。
あのラ・ベットラでも使われていますね。
いろんな雑誌などで吉田全作氏の考え方などを見るたびに行ってみたいと思っていた。
予約待ちなどもあるそうなので、かなり前から予約して訪問する予定でした。

そして、いざ行こうと思った数日前に連絡が来て、その日は止むを得ない事情でお休みをするとのことで、残念ながら実際は訪問できなかった・・・。










yoshidabokujo1.JPG
ってことで送ってもらった♪






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リコッタ
当然フレッシュ。さっぱりとしており、コクというよりは非常にあっさりとして食べやすい感じ。
お菓子なんかに使っても良いし、そのままジャムと合わせて食べてもうまい。



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モッツァレラはカプレーゼに。
こちらもすごく軽い感じ。
あっさりしているので、オリーブオイルもあっさりめ、あわせるワインも軽めの方がいいのかな。




yoshidabokujo4.JPG
カチョカヴァロ
かなり大きいサイズ。800gぐらいあります。






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ウォッシュ
熟成が足りなかったのもありますが、相当クセが無い仕上がり。
ウォッシュと言われなかったら分からないくらい。
日本人にはいいと思いますが、ウォッシュと思って食べるとちょっとびっくりするかな。
もちろん、変な味があるわけではないし、とても真面目な味だと言うことは分かります。






yoshidabokujo6.JPG
カマンベール
こちらも熟成が浅いということもあり、とてもさっぱりした感じ。
もう一つ購入したので、そちらは賞味期限が切れるまで待って食べましたが、それでも思ったほどのコクは無かった。
もちろんおいしいのですが、やっぱり熟成したカマンベールにはなんとも言えない香りと旨みが欲しいところ。





ラクレット
写真取り忘れた。おいしかったけど、これもやっぱりあっさり過ぎる。
バクバク食べられる(笑)




総じて言えるのは、良い意味でも悪い意味でも「食べやすい」と言うこと。
そもそもチーズは酪農文化であるヨーロッパの保存食。
気候、食文化、風土、地形、人種、何を見ても日本とは違いすぎるので、ヨーロッパ圏と同じようなチーズが作れるわけはありません。
もちろん悪いと言う意味ではありませんし、とても真面目に作ったことがわかる味です。
でもやっぱり軽過ぎるし、食べやす過ぎるし、クセが無さ過ぎるし、塩気が少なすぎる。
塩が少ないと長期保存も難しいし、やはり保存食としての体をなしていない。
例えばヨーロッパの人が真面目に糠漬を作ったら同じような傾向になるのかなぁとも思ってしまう。
臭くなく、あまりクセが無い食べやすい味にしたりね。
ま、以前から気になっていたので、一度でも食べられたのは良かった。


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岡山県加賀郡吉備中央町上田東2390-3
0867-34-1189
不定休
posted by 1031 at 21:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 郷土料理・一般食品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
総じて研究熱心なところほど、日本人もしくは地元の嗜好に合わせて、
よくも悪くも従来の味から進化、というか変化してしまうことが多いですよね。
吉田牧場がどうなのかはわかりませんが。
 
そういえばこの間の巻鰤の藁、納豆作りに2次利用させていただきました。
美味しかったです♪
Posted by 主任です at 2011年04月29日 15:56
主任さんへ

その土地に合わせすぎるというのはよくあると思います。このチーズも、これ自体がまずいと言うわけではありませんが、本来の形からは遠ざかってしまっている気がするのはちょっと残念です。

巻鰤召し上がっていただけて、しかも納豆作りの利用していただけたなんて・・・いやぁ、よかったです♪
来年は仕込量を増やします(笑)
Posted by 1031 at 2011年04月29日 20:38
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