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また愉快な記事がありましたので紹介します。

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「学校給食と子どもの健康を考える会」代表の管理栄養士・幕内秀夫さん(57)が書いた「変な給食」(ブックマン社)に、問題事例として取り上げられた松阪市が「懸命に働く給食職員を愚弄(ぐろう)する」と出版社や著者の幕内さんに抗議した。幕内さんは「税金を使って食育に取り組んでいるとは思えない」と反論、互いの反発が強まっている。
「粗食のすすめ」の著者としても知られる幕内さんの「変な給食」は2009年12月出版。全国の給食73点を取り上げている。
松阪市の公立小学校24校で4年前に出された給食も掲載。「生クリームサンド・焼きそば・牛乳」という献立について、ソース味の焼きそばと甘い生クリームやフルーツの組み合わせのおかしさなどを指摘。「ひどい献立ベスト6」に挙げ「こんな給食が通用するようでは、健康問題や食育問題は語れませんよ」と記してある。
松阪市教育委員会はことし1月、「献立の日付が間違っている」「盛りつけ方が異なる」として「事実誤認と現実歪曲(わいきょく)に基づく記載で、職員を愚弄する」と抗議する文書を、幕内さんと出版社あてに送付した。
これに対し、幕内さんらは指摘された誤りは認め謝罪した上で、「日付や盛りつけの違いが、どうして職員の愚弄につながるか理解に苦しむ」と反論を付した手紙を返送した。山中光茂市長は「栄養素的にはまったく問題ない。現場を見ていない無責任な本で、強く抗議していく」と語気を強め、市教委と共に再抗議する構え。
幕内さんは、本紙の取材に「松阪市の抗議はあまりに細かなこと。私は組み合わせの異常さを訴えている。指摘を受け止め、給食を見直さないのは残念」と話す。市側の抗議文や幕内さんの反論は4月に刊行予定の同書の続編に掲載する予定で、「読者に判断してもらいたい」としている。
・・・・・・・。
・・・・・頭は大丈夫か!?松阪市教育委員会!
(松阪市が嫌いなわけじゃないよ。)
この記事同様、突っ込みどころ満載であります。
>松阪市教育委員会はことし1月、「献立の日付が間違っている」「盛りつけ方が異なる」として「事実誤認と現実歪曲(わいきょく)に基づく記載で、職員を愚弄する」と抗議する文書を、幕内さんと出版社あてに送付した。
これは松阪市教育委員会は完全に論点を勘違いしているというか、幕内さんがなぜこういうことを訴えているか理解していないということを如実にあらわすおバカな反論。
あとに幕内さんが「日付や盛りつけの違いが、どうして職員の愚弄につながるか理解に苦しむ」と言っているが本当にその通りで、組み合わせやその献立自体の異常さを言っていることを理解していないのだろうか。
>山中光茂市長は「栄養素的にはまったく問題ない。現場を見ていない無責任な本で、強く抗議していく」
出ました、栄養素(笑)
なぜ欧米の栄養学をすぐに日本人に当てはめたがるのか本当に理解し難い。気候も風土も文化も何もかも違うのにね。人間は風土と供に生きてきたわけで、現代のように何か決まった栄養摂取基準などと言うおかしな物があったわけではないのに。
まぁ、仮に百歩も千歩も万歩も譲って「栄養素的に全く問題ない」としても、この献立の組み合わせは異常という以外言葉が見つからないくらいですし、センス無さすぎだし、気持ち悪い。
ごく普通の考えを持っている人ならこんな献立作らないし、食べたいと思わないでしょう。
それにこの市長、幕内さんに対して「現場を見ていない」なんてことがよく言えたもんだ(笑)
幕内さんほど給食の現場を理解している人はいないですよ。
この市長、自ら自分の無知を露呈したか。こんな給食を提供しちゃう市の長がなかなか面白いことを言いますね。現場を見ていないのは一体どこの誰だ。
>幕内さんは、本紙の取材に「松阪市の抗議はあまりに細かなこと。私は組み合わせの異常さを訴えている。指摘を受け止め、給食を見直さないのは残念」と話す。
まぁこの文章はまさにその通り、個人的に幕内さんの本はよく読むし、好きではありますが、そういうバイアスを無しにしてもこの意見は至極真っ当であると思います。
ぜひこの市長にも考えを改めていただき、子供の給食を見直していただきたい。
あ、あの人もね。
こんな給食が日本の各地で続くようでは日本の未来は真っ暗です。
まともな考えの親であればこんな給食は子供に食べさせたくないと思うでしょうね。
それと同時にこういう献立を作る栄養士のセンスも理解しがたいけど。そもそも栄養士なんてほとんどがただの「栄養計算士」であり、本当の意味で食のことを理解できる考えや舌を持っている栄養士なんてごくごく一部です。
栄養計算や栄養素がどうこう言う前にすることなどいくつもあるはずです。
僕の持論、
「栄養士が日本の食をダメにした。」
これが正しいことが再認識された記事でした。
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うちの子、塩むすびだけでいいですから、変なもの食べさせないでくださいといいたい。
味噌汁だけでご飯2杯は食べますから...。
自治体によって差はありそうですが、知恵を絞ってこのような給食を出されるのであればシンプルにとにかくエネルギーになるごはんを与えてくれればそれでいいです。
子供の成長・健康に関わる食事の管理は家でしっかりしますから、といいたくなります。
あ、細かいけど松坂市=>松阪市ね
給食は米飯が基本ですよね。パンなどは一日も早く無くして欲しいです。
もちろんきちんとした給食を提供する自治体もあるでしょうし、松阪市もいつもこうだとは思いません。
それでもこのメニューはひどすぎますね。
本当にその通り。
給食で変なものを出すくらいならご飯だけ出してくれれば十分ですよね。
それを勘違いして「栄養バランスが」などとバカなことを言うからいけないのでしょう。
おっしゃるとおりで、自治体によっても違うでしょうが、おバカさんには税金を使って提供する教育の一環にファーストフードを持ってくる異常性に早く気付いて欲しいものです。
そうですね。これを食べればいくらなんでも分かるんじゃないでしょうか。
あ、ご指摘ありがとうございます。修正しました。
子供のことを思えばこそ、ファーストフードみたいなメニューは作りたくないと考えるのが普通でしょうけどね。
市長がこれだと困っちゃいますね。
この記事チラッとネットで見ましたが、
また何か市政が無知を晒してるなあ、て感じでした。あ、諦めちゃいけませんね(苦笑)。
自分が住む岡崎市も含め、残念ながら田舎の
地方都市の市政は食にたいする意識が、こんな程度の人しか居ないのが実情です。
1031君の記事を読むことで更なる問題提起になることを期待します。
いつでもいいですよ!
本当にそうですね。しかもこれを本気で言っているのだから手の施しようがありません。
あ、諦めちゃ・・・(笑)
もう少しちゃんとした考えが出来る人が増えて欲しいものです。
どんなに変な栄養学だって、最低限
「野菜を多めに取りましょう」「油分糖分は控え目に」
くらいは言いますよね?
女の子だったら「何この太る組み合わせ!」って怒ります(笑)
私個人は給食には良い記憶しかありません。
和洋中折衷でしたが、基本的に一汁三菜。(鰯を粗く潰しただけのつみれ汁がよく出た、と言えば何となくおわかり頂けますでしょうか)
行事に合わせた小さなクリスマスケーキや菱餅、赤飯などにクラス中のテンションがわかりやすく上がっていたのも良い思い出です。
そうですね。間違っていると思います。
今の給食は昔に比べてさらにひどくなっているのかもしれませんね。
もし、「生クリームサンド・焼きそば・牛乳」という献立名の元、実際にこの別盛りの状態で供されていたならば、その方がより問題だと考えます。
生クリームサンドにして食べることを押しつけたり、指導しているとは言いすぎですが、少なくとも誘導したり、薦めていることになります。これでは、児童の自由で自然な発想や創意工夫が制限されてしまうでしょう。更に、”この献立では生クリームサンドにして食べることが正しい”といった認識を児童が持ってしまう可能性を危惧します。
問題はそこではありませんが、ご意見ありがとうございます。