2010年08月10日

米沢 鯉の六十里



人気ブログランキングに参加しています。

yonezawa1.JPG
会津若松を後にし、郡山、福島を経て山形県の米沢へ向かいました。
上の写真は郡山駅のビッグアイから。




yonezawa15.JPG
米沢に到着し、駅をぶらぶら。




yonezawa16.JPG
うこぎアイスなるものを発見。なかなかおいしかった。
うこぎはこのあたりでよく取れる植物だそう。生の葉っぱを食べたが、ややアクの強いほうれん草みたいな味わい。





さて、米沢と言えば米沢牛なのだが、僕はどうも観光や地方の料理などで牛肉を食べる気にならない。
僕が米沢に来たのは牛肉を食べるためではなく、鯉料理を食べるため。







yonezawa2.JPG
そしてここが、鯉料理の専門店「鯉の六十里」
米沢駅から徒歩15分ぐらい。建物は大きいのだが、住宅街のような場所にあるため、やや分かりづらい立地。



yonezawa3.JPG
立派な建物で、内装も風情があります。
お昼のメニューは定食や丼のほか、コースもあります。
今回は3675円のコースをいただきました。






yonezawa4.JPG
食前酒のあんず酒を頂きながらしばし待つ・・・。







yonezawa5.JPG
前菜
手前から鯉の燻製、鯉の出汁の寒天寄せ、鯉の煎餅
どれもシンプルながらしっかりしたおいしさ。







yonezawa6.JPG
小鉢、酢の物
小鉢は冷汁。酢の物は鯉の皮入り。
ちなみに、「冷汁」と呼ばれるものは宮崎県の物が最も有名だが、同じ名前の違った料理が全国にたくさんあるらしい。
山形の冷汁はお浸しのような感じで、ちょっと珍しい凍み蒟蒻が使われている。




yonezawa7.JPG
「鯉の六十里」という名前がついたお酒。
県内の蔵で作ってもらっているそうだが、詳細は忘れました。
やや辛口で、後味にほんのり米の香り。







yonezawa8.JPG
鯉のあらい
鯉のあらいは初めて食べたが、こんなもんなのかな。
質は悪くはないしおいしいのだが、新鮮なスズキなどに比べると食感は物足りない。
そもそも洗いは熟成したうまみより、食感を味わうものなので、食感が物足りないとちょっと寂しいかな。
でもこれ、日本酒にめちゃくちゃ合う!うまい!






yonezawa9.JPG
鯉の甘煮
内臓や皮や骨ごと鯉を甘く煮てある。
甘煮と言うだけあって、相当甘いです。喉が焼けそう(笑)
ただ、質の悪い甘さではないので、頭が痛くなるような感じではないです。
この甘さは身との相性はどうなのかと思うが、皮や内臓はこの濃厚な味わいと相まってすごくおいしいです。






yonezawa10.JPG
これはご飯が欲しくなります。よって追加注文。







yonezawa11.JPG
鯉の塩焼き
鯉ってこんなにおいしいんだ。
パリッと焼かれた皮は非常に味わい深く、ふっくらした身もおいしい。
これも日本酒との相性抜群。うまいなぁ〜。






yonezawa12.JPG
鯉こく
鯉の身と卵を白味噌仕立てにしたもの。
この卵・・・たまらん・・・うまい!





yonezawa13.JPG
水菓子
マンゴーと鯉の卵入りゼリー。





鯉料理づくしは初めて食べましたが、すごくおいしかったです。
好き嫌いの分かれる料理も多いと思いますが、僕はこういう料理好きです。
ちなみにこの上の4725円のコースでは、さらに揚げ物と吸い物がつきますが、こちらも魅力的ですね。






yonezawa14.JPG
帰り際に・・・。
外にはいけすがありました。
もしまた米沢に来ることがあればゼヒ訪れたいお店です。
ごちそうさまでした!


人気ブログランキングに参加しています。



2010年夏の東北地方+αの旅
・割烹一八(いっぱち) 〜名古屋から東京へ、東北へ〜
・会津若松から大内宿へ
・米沢 鯉の六十里
・出羽屋(でわや)
・山寺観光と山寺御膳と立石寺
・バーニャのパン(Pain Bagnat)
・おりざの森、ふみえはらはん
・三彩館ふじせい
・食道園(しょくどうえん)
・日本酒と、郷土料理と日本酒と。(盛岡にて)
・料亭 東海林(しょうじ)
・酒盃(しゅはい)
・東北地方のうまいもん。
・アル・ケッチァーノ
・知憩軒(ちけいけん)
・蘭(あららぎ)


山形県米沢市東1-8-18
0238-22-6051
営業時間 11:00〜14:00 17:00〜19:00
火曜休
posted by 1031 at 22:34| Comment(4) | TrackBack(1) | 和食など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
鯉の燻製とかいいなー。鯉こくも旨そう☆
絶対に日本酒(しかも古酒)に合うよね!
鯉はあらいしか食べたことないからうらやましいなぁ(^^)
でも、私なら米沢行ったら米沢牛も食べたい(笑)肉食系なんで♪
Posted by クレイジーめぐ at 2010年08月12日 20:33
めぐさんへ

燻製は酒とともに頂きました!うまかった!
鯉こくが想像以上にうまくて酒にも合いました。
ここはオススメできます♪
米沢牛については信頼できる情報源が無く、あきらめました(笑)
ちゃんとした肉なら食べたいですね。
Posted by 1031 at 2010年08月13日 01:31
新宿・京王デパートの駅弁大会が今年も行われています。米沢の鯉のに甘煮が今年も参加せず、佐久のうま煮の参加です。鯉ヘルペスから生産量の問題があるのでしょうが、参加されないのが残念です。通販で購入できるお店を教えてください。
鯉の甘煮は淡水産加工品としても日本有数な物品だと思います。
Posted by 中尾恵美子 at 2011年01月20日 21:13
中尾恵美子さんへ

情報ありがとうございます。
申し訳ありませんが、通販で購入できるお店はちょっと分かりません。
Posted by 1031 at 2011年01月21日 20:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

トトロの森 米沢 名古屋
Excerpt: 毎日変わる、新しい情報をチェック!話題に困ったら………******トレンドが1分でわかる。毎日更新情報!******葛西臨海公園と府中競馬正門前 - 高橋みなみと愉快な仲間達が好きな人 ... (ミニ..
Weblog: 更級日記
Tracked: 2010-11-13 07:58