2010年06月13日

ピンチオブソルト(pinch of solt) 〜マクロビという考え方 その2〜



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ピンチオブソルトに行ってきました。
オーガニックカフェと銘打つお店。






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パンや焼き菓子などのテイクアウトも可能だとか。



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販売しているパンは、「そらみみパン」というお店(?)
素朴。





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POSランチ(1260円) 
計609kcal PFC比=9:27:64(1031調べ ※メニュー、および季節により大きく前後しますので、参考程度にお考え下さい。)

玄米、おかず3種類、サラダ、スープ、飲み物がついているランチ。
大根とわかめの煮物はかなり味が濃い目。
白菜のスープはなかなかおいしかった。玄米は柔らかめの炊き加減。
そばの実入りの揚げ餃子はなんか意味の分からない、和洋折衷風創作料理









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大豆ミートのバーガー(単品500円)
大豆ミート(大豆タンパク)ってよく宣伝文句なんかで、「鶏肉みたい」とか書いてありますけど、だから何なの?って感じですね。
結局肉食いたいんじゃん、肉食べるの我慢してんじゃんってね(笑)
肉食べたいのに我慢して中途半端にごまかされたもの食べて・・・それってどうなんでしょうね。
それにたいていの大豆タンパクって化学処理によって抽出精製されたものだし、国産じゃないものも多いし。
もう一つ付け加えると別にカロリーもそれほど低くは無いです。
それでもあなたは大豆タンパクにこだわりますか。








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穀物コーヒー
ちょっと香ばしいお湯。








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バナナケーキ(1カット400円)
予想通り甘さ控えすぎですがそれほど悪くはない。素朴なおいしさと思える。
ただ、甘さを控えることがマクロビではいだろうと考えてしまう。
あと豆乳クリームはまずくはないが合わないし必要ない。






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予想よりはおいしかったですが、やっぱり意味不明な和洋折衷風料理と、ちょっと勘違いのマクロビ思考。
もちろん存在価値は否定しないし、現代の食生活に警鐘を鳴らす意味では悪くないと思える部分も無いでもない。
このお店に限らないけど、なんで豆や麩や雑穀などを「肉に見せたがる」のかな?豆そのまま、麩そのままで悪いことなんて一切ないと思いますが。


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マクロビという考え方 その1(空色曲玉)の記事はこちら
マクロビという考え方 その2(ピンチオブソルト)の記事はこちら
マクロビという考え方 その3(コビファクトリー)の記事はこちら
マクロビという考え方 その4(ララ・ナチュラル)の記事はこちら



愛知県名古屋市名東区藤巻町1-2-1383
052-782-1008
営業時間 11:30〜18:00
月曜、火曜休
この記事へのコメント
マクロビ志向の人は、こういう食事が好きという訳では無く、肉が食いたいけど我慢してるという修行みたいなもんなのかね?

マクロビっってのがあんまりよく分からんけど、材料コストかからなそうだし流行れば良い商売かもね。
Posted by コジータ at 2010年06月13日 18:20
はじめてコメントいたします。

マクロビその2を拝見し、マクロビその1もおって拝見させていただきました。

私も、同じコトを感じていたので思わずコメントさせていただきました。

私から見ると、少し極端な表現かもしれませんが、お肉や動物性たん白を健康の悪者のように排除するわりに、大豆などをお肉に見立てて食べるのはとても違和感を覚えますし、第一、『大豆ミート』なんて大豆を別物にとして扱うなんて大豆に対してものすごく失礼なことだと思います。
大豆を大豆としてありがたくいただくほうが、大豆の持つ生命素を自分の身体に効率よく取り入れる手段なのではないでしょうか?
私の父は、高血圧、心臓病、腎臓病に加えて脳卒中になりかけていたところ、マクロビ方向の食事療法で、お医者様も驚くほどの回復をみせ、現在ではベジタリアン、玄米菜食を好んで食べております。
私も、そんな父を見ていて、マクロビの大筋の方向性は、飽食時代に現代においては、健康へ向かわせる方法としては有効に働くことが多いと思いと感じています。しかしそれがすべてと思わなくなってきました。

というのは、最近アーユルヴェーダを学ぶ機会があり、その中で食についての講義を受けたときに、同じものを食べても消化力の高い人と、低い人では体内に入ってからの素材の身体への使われ方が異なる、ということを学びました。
お肉も、消化力が高く、健康に満ちている人がありがたく少量を消化しやすい形で食べればその人の生命素となるところを、消化力が落ちていればアーマ(毒素)になりうるという現象がおきます。
インドでは、豆は消化に重いものとして、ヒングなど消化剤にもなるほどのスパイスとともに食べることが当たり前です。
豆は、ムング(緑豆)、マスール(レンズ豆)そ以外は消化に重いのです。
だから、大豆を、しかも複雑に加工したものは肉のスープをいただくよりもはるかに身体に負担がかかるのです。

とはいえ、マクロビをレストランにしてお商売をしようとすると、ご紹介されたようなメニューにせざるを得ないのでしょうね。

すみません、長々とごめんなさい。
このまま続けたらまだまだいろいろ続きそうなのでこの辺で(笑)
いつか1031さんとゆっくりお話することができたら嬉しいなとも思います。

おじゃまいたしました。
Posted by のんたん at 2010年06月14日 13:53
マクロビは好きなので、ちょこちょこ行ってます。
Lala Natural Organic Cafe & Deliって、緑区のマクロビカフェは、揚げ物で肉に模倣しているようなものはなかったです。

あと、chomaza cafe(豊田)もマクロビではオススメです。

肉っぽく見せるのは、ヘルシーなものの物足りなさを補っているだけな気がする…。
Posted by Richebourg at 2010年06月14日 16:58
コジータさんへ

確かにコストはかからないかもしれませんね(笑)
マクロビが好きでやっているんなら、我慢というのもおかしいですよね。でも本来あるべき姿を変えてまで無理矢理肉に見せちゃうところを見ると我慢してるような気がしてしまいます。
Posted by 1031 at 2010年06月14日 20:11
のんたんさんへ

はじめまして!
実はその4まであります(笑)

>第一、『大豆ミート』なんて大豆を別物にとして扱うなんて大豆に対してものすごく失礼〜

これ、すごく分かります。僕の思っていることと100%合致します。大豆自体を食べる方が、味、栄養などを考えても優れているのに。
「大豆ミート」の方が大豆よりもおいしいという信念で出しているならまだ理解できますが、それならマクロビ謳う必要はないですしね。

>方向の食事療法で、お医者様も驚くほどの回復をみせ〜

ここも僕の言いたいことと100%合致しています(笑)
この飽食の時代に(人のこと言えませんが)マクロビや菜食主義になれば、そりゃぁ健康になれます。しかし、それが100点満点の食事かといったらそれは違うと思いますし、それがすべてではありません。
のんたんさんのおっしゃるとおり、アーユルヴェーダで言う理論のように(詳しくないですが)インドにはインドの食事、健康法、生活習慣etc...があり、それはまたどの国でも然りだと思います。
代表的な例で、そういう時にいつも思うのは
戦後欧米から輸入されたいわゆる「栄養学」であり、「栄養士」です。
これによって日本人は欧米人と全く同じと考えられ、風土も無視し、動物性食品を代表とする日本に無いものを食わせ続けられたのです。
挙句このありさまです(笑)

確かにお店で料理を出す以上、このような「肉に見える」食べ物は興味を引くので、いいのかもしれませんね。

こういう話はとても興味深いですし、色々と語れてしまいそうです。いつかお話できる機会があればぜひ。
コメントありがとうございました。またメールでもなんでも下さい(笑)
これからもよろしくお願いします。
Posted by 1031 at 2010年06月14日 20:28
Richebourgさんへ

Lala Naturalも行きましたので、後ほど記事にしますね(笑)
chomaza cafeは聞いたことがある気がします。機会があれば行ってみますね。
ヘルシーなものが物足りないからと言う理由もすごく分かります。ただ、せっかくなのでマクロビのお店にはぜひとも徹底してもらいたいです。
Posted by 1031 at 2010年06月14日 20:30
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