2009年05月08日

そのオリーブオイル信仰、もうやめませんか。

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オリーブオイルが体に良いと信じている人、もうそのオリーブオイル信仰はやめましょう。

ヨーロッパの方ではオリーブオイルを飲む人もいるらしいが、そもそもオリーブが生活に根付いた文化で育った人と一緒にしてはいけません。
それが体に良いか悪いかというよりも、日本人はそんなことする必要が無いのです。
食べ物というのは土地ごとに特色あるものであり、その土地でその季節ごとに採れたものを食べることがその人にとって一番いいことなんです。


さて、肝心のオリーブオイルの効能について。
オリーブオイルはヘルシーなイメージかもしれませんが、血液をさらさらにするとか、体脂肪がつきにくいとかそういうことは一切ありません。
もちろん他の油に比べてカロリーが低いなんてことも無いです。
オリーブオイルにこだわる必要なんて全くありません。





olive2.JPG
まぁ、僕は料理にオリーブオイルを多用しますが、それはヘルシーとかそういうことではなく、単にうまいから。

そして、オリーブオイルに関して大切なのはここから。
オリーブオイルはその名の通り、オリーブから作った油。
しかしオリーブオイルには、
「エクストラ・バージン・オリーブオイル」
「ピュアオリーブオイル」と表記されるものがある。

エクストラバージンの方はオリーブの果実を圧搾し濾過しただけのもの。(濾過してないものもある。)
しかしこれでは効率が悪いので、エーテルという油を溶かす有機溶媒(麻酔作用がある毒物)を使って抽出し、エーテルを取り除くために、そのオイルとエーテルの混合物を加熱し、精製して作るのがピュアオリーブオイル
加熱している時点で酸化もするし、風味も変わる。
だからピュアオリーブオイルはまずいのです。

もちろんオリーブオイルに限らず、どんな油にも圧搾法と有機溶媒抽出法があります。
さあ、今家にある油の表記を見てみましょう。
そして油を買うときは表示を見てみましょう。
圧搾などの表示が無い限りは確実に有機溶媒抽出法です。


やはりオリーブオイルを使うならエクストラバージンオリーブオイルにしましょう。
そして、油はなるべく圧搾法のものを使いましょう。
それでも多様は禁物です。いい油をたくさん使ったからといって体にい変化が表れることは絶対にありません。
それよりもいい物を使っていると勘違いして、大量に使っても大丈夫だと思い込まないようにしましょう。

そもそも油なんてたいていは体にとってマイナスに働きます。
普通の油が体にとってマイナス10に働いていたのが、エクストラバージンオリーブオイルなどの圧搾法の油を使うことによって0になるだけの話です。
決してプラスではないのですよ。



僕は料理によってはやはりオリーブオイルがおいしいから、使っているだけです。
体に良いから使っているという人は完全に勘違いなので考えた方がいいと思います、オリーブオイルにこだわる必要が無いという事を。
油を多量に使いがちになる原因にもなりますからね。
体にいい油などこの世に存在しません。

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posted by 1031 at 19:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 栄養学など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
1031さん こんにちはー。
私もオリーブオイルを買うときは、エクストラ
を選ぶようにしていますが、圧搾法は知りま
せんでしたー。
今後は、裏面注意して買ってみます。
相方にも この記事を見てもらわないと。
やっぱり、油はアブラなんですね。なるほど。
とっても、参考になりました。
ありがとうございまーす。
Posted by ケセラン at 2009年05月09日 10:31
ケセランさんへ

こんにちは。
圧搾法の油には必ず、圧搾とか搾ったという表現が書いてありますので見てみて下さい♪

はい、油は油です。
勘違いして体にいいからと何にでもオリーブオイルをかけたりしますが、全く意味はありません。
Posted by 1031 at 2009年05月10日 11:51
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