
小さな子供って特に好き嫌いが多いですよね。
さあ、それはなぜなのでしょうか・・・?

まずはじめに、子供に好き嫌いが多いのは当然です。
そして全く悪いことではなく、むしろ自然なことです。
理由はいくつかあります。
まず第一に子供は大人に比べて食べることができる量が極端に少ないのです。
その中で必要なエネルギーを得なければいけないわけなので、エネルギーの少ない野菜などは真っ先に食べるべきものではないのです。
やはり穀物が一番、そして芋や豆や魚や肉、果物など、そして最後に野菜となるわけです。
実に理にかなっています。
小さな子供は本能に従って賢い食生活を送ることができるのです。
ま、食べ物がありふれたこの飽食の時代にはなかなかそうもいかないかもしれませんがね。
第二に子供は本能的に「食べてはいけないもの」を知っています。
たとえば、毒物には苦味のあるものが多いし、腐敗したものは酸味が出ることが多い。
小さな子供が苦味の強い野菜や酸味の強い食べ物を嫌うのはそういう理由もあるのです。
これは毒や腐敗を避けるための本能的な防衛反応なので、ごく自然なことなのです。
ちなみに人は甘みには比較的寛容です。
砂糖をそのまま舐めてもそれほど不快ではないですよね?
これは甘さがあるところには生きるためのエネルギーが存在してることを本能的に分かっているから。

以上から分かるように、小さな子供に好き嫌いがあるのは当然。
小さな子どもの食事にピーマンのピューレやセロリのピューレ、食後の飲み物に苦味の効いたコーヒーを、というわけにはいかないだろう。たぶん。
だから子供のころに好き嫌いが多くても心配ないです。
むしろ、無理矢理野菜を与えることによって、その野菜自体が嫌いになっては大人になっても食べられなくなるかもしれません。
大人になればたいていの野菜は自然と食べられるようになれますし、別に大人だからといって食べられないものがあったところでたいした問題ではないです。

でも本来は野菜っておいしいですよ^^
ちゃんと育てられた野菜などはおいしいのです。
とにかく真っ当な食べ物は人間がおいしいと感じるはずなのです。
近年の健康ブームで外食でも野菜をいっぱい食べましょう、油を控えましょう、塩分を控えましょうみたいなのが流行ってるが、僕は疑問ですね。
たまにの外食ぐらいあれこれ考えずに食べたいものを食べる方が絶対に楽しいし、精神的には絶対に健康になれる。
それに嫌いなもの(野菜とか)を体にいいからといって食べるのも果たして体にいいものかと疑問に思う。
四季も完全に無視してね。
ま、このことについてはまた次の機会にでも。
とりあえず「好き嫌いがあることは自然なこと」だということは分かっていただけただろう。
※一般論だけでなく私的見解も多く含むので、一つの考えとしてお考えください。
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とても興味深く読ませて頂きました。
子供の「本能」って、大人では当たり前のような事でも、考えると1つ1つに理論がありますよね。
受け付けない物やイマイチな素材を調味料でいくら合成しても、不自然な物はやはり微妙です。
ちなみに私は自分が受け付けない物でカロリー摂取やエネルギー消費したくなく、よっぽどの面子や席でない限り、回避してしまうオトナです;;
ちょうど今わが子が2歳4ヶ月で、商売柄
なるべく良いものを、と採算度外視で(わが子に限ってですが(苦笑))野菜でも何でも一番いいものを食べさせようとがんばっていたのですが、とにかく好き嫌いが
多くてどうしたものか、と少々悩んでいま
した。しかし今回のお話で合点がいきました。大人の尺度での良いものとはまた違う
んですね。
カロリーの高いもの、甘いものをおいしく
感じるのは人が生きていくうえで理にかなった感覚ですから、子供ならなおさらです
よね。日常生活で口にする加工品は特に問題が多いと考え、むしろ絞りすぎて野菜や植物たん白に偏っている傾向が強すぎたかもしれません。
難しいところです…
とはいえ、なんかもやもやしていた思考の澱が吹っ切れました。
ありがとうございました(笑)。
ん?前半はなんか読んだことある話ですなー(笑)
またいろいろ語りたいっすね☆
子どもが嫌うものを無理やり食べさせるのはいいことではないと思いますね。
これからはどんどんファーストフード、添加物満点食品で育った世代が親世代になります。
我々が少しでも是正できればいいですよね。
はい、子どもには「本能」がしっかりと身についています。
危険なものを避けられるという点で、実は大人よりも敏感なのです。
主任さんのお子さん、2歳4ヶ月ですかー!
好き嫌いが多い・・・実に正常です。
大人の考えるいいものって言うのは、たいていは現代の栄養学でそう言われているだけに過ぎません。
そんなものより見るべきは本来の食事というものであり、食べ物自体だと思います。
決して食べ物に含まれる「栄養素」ではありません。
またいつかお話しましょう。笑
うるさい。
いや、さすが〜。笑