今日のお昼の番組でもみのもんたがなんか言ってた。笑
このダイエット法を栄養学の観点なども盛り込みながら(あまり栄養学がどうこう言うのは好きじゃないが)僕なりに考察してみることにします。
ホームページから引用した朝バナナダイエットの基本的な方法は以下の通りらしいです。
詳しくはホームページにあるので、やってみたい方はこちらをご覧下さい。
・朝食に生のバナナを単品でよく噛んで食べる。
・数は食べたいだけ。他の果物1種類でもいい。
・飲み物は水。朝の飲み物は常温の水。また水はこまめに飲む。しかし量などは意識せずに無理して飲まないこと。たまには何を飲んでもいい。
・昼食と夕食は普通に食べる。ごはんの割合をできるだけ多くしておかずの割合を少なくすることをオススメします。ごはんはおかわりしてもいい。
・夕食は早めの時間に食べる。肥満の原因の大半は夕食のタイミングです。朝バナナを実践しても夕食が深夜になってしまえば、効果はあまり期待できません。
遅い時間帯に食べると、胃腸が活動中のまま睡眠に入ることになり、快眠できません。
・早めの夕食ならたくさん食べても構いませんが、遅くとも20時までには食べる。
・忙しくて無理と言われる方がいますが、順番を変えるだけです。食べる時間は変わらないのですからリフレッシュをかねてサッサと食べましょう。
・日付が変わるまでに寝る。疲れをきちんと抜くことでやせやすい体質を作ります。
・運動はやりたいときにやる。しんどいことはやらない。
はじめこれを聞いたときは、「またうさんくさいダイエットが出てきた。」と思ったが、よく読んでみると、巷でよくある単品ダイエットみたいなものではないことが分かった。
カロリーの概念自体をそれほど肯定的に捕らえてないところにも好感が持てる。最近健康ブームからか何でもカロリーカロリーだし。記述内容からは東洋医学っぽい感じがする。
まず、なぜバナナなのかということが気になったが、考案者によると、「午前中は胃を休めたいので果物のみ。代謝を高める酵素が摂れる。ビタミン&食物繊維が豊富。安いし、食べるも楽。」ということらしい。
しかしバナナの食物繊維は100gあたり1.1gで、それほど多いものではない。
ビタミンも豊富というのはどうかな。
あと酵素は消化されないだろうか?
ここから考えられるのは、バナナにダイエット効果があるというわけじゃなく、単に手軽であるということがはやった理由。
目的は胃腸を休ませ、代謝を良くしたりして体の調子を整えやせやすい体を作るということなので結局のところ何を食べてもいい気がする。
実際、みのもんたの番組では飽きるのならば違う果物でもいいといっていた。当たり前だけどね。別にバナナにダイエット効果無いし。
でもこんな食生活は僕はオススメしませんがね、
ゴリラじゃあるまいしフルーツばっかり。
まぁこのダイエット法はそれほど悪いものではないと思います。続くなら。
現在の栄養学では、猫も杓子も「3食しっかり食べましょう。」
そもそも1日に3食食べるなんて誰が決めたんだろうか?
僕は別に食事は1食でも2食でも3食でも4食でも5食でも何食でもいいと思います。
現在の栄養学では朝食べないと太りやすくなるだの、色々な弊害が叫ばれていますが、そんなことは全く無い、何一つ無いと断言します。
空腹の時間が長ければ体内の脂肪の代謝が非常に良くなることは確かです。
ところで、このダイエットどれくらいやせるのかということが気になる。
考案者の例で言うと、
6ヶ月で13kg減らしいです。
純粋に13kg脂肪が減ったとすると、
1gの脂肪が持つエネルギーは約7kcal。(食品中の脂肪とはまた意味が違う。)
なので13kgの脂肪が持つエネルギーは13000g×7=91000kcal
これを6ヶ月で消費したので、一日あたりどれだけ消費したか計算すると、
91000÷180≒500kcal つまり1日あたり500kcal負の出納があったということ。
これはごはん約1合分。一見多いように思えるが、朝食がバナナだけなら、単にエネルギーの観点だけから見てもこれくらい減らせてそう。
続くか続かないかはここでは置いておいても、これはやせて当たり前。
でもペースとしてはすごくいいですね。これだけやせられればすごいと思います。
このダイエット法は現代の栄養学にとらわれ過ぎてないところはいい。
僕もカロリー計算なんてものは全く必要ないと感じてますからね。
そもそもこれだけ飽食の時代にタンパク質が足りないだのなんだの言ってるほうがおかしい。
不足なんて実際はほとんど無い。明らかに過剰だよ過剰。
あと炭水化物はしっかりとりましょうと言ってるところもいい。
現代の食事はおかずが多すぎ、明らかに多すぎる。もっとごはんを食べてください。
炭水化物が太るなんて言い出した野郎はいったい誰ですか?ふざけてますね。
しかし、夕食を早く食べる必要性はあまり感じない。
それに仕事とかで無理な人だっていると思う。
遅い時間に食べると太るとかそんなことはないですよ。そりゃ食べすぎりゃ太りますが。
付け加えて、みのもんたの番組では、バナナを酢に漬け込んでバナナ酢を作って飲めばさらに効果が上がると言っていた。
が、これは意味ないでしょう。
酢にダイエット効果無いし。
クエン酸?痩せません。
以上を僕の考えとともにまとめると、
・続くのであれば朝バナナダイエットはそれほど悪いものではない。
・しかし、食物繊維、ビタミン、酵素、抗酸化成分などに期待できるものは特にない。
・クエン酸で痩せない。
・そもそもバナナに固執する必要はない。
・というか、朝食をバナナにするくらいなら朝食無しでいい。
・よって大したダイエット法ではない。
以上。

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これだっていうダイエット法なんてないんです。金儲けと同じでコツコツが一番ですよ。
健康な人の場合は「少しだけ食べる量を減らして、少しだけ運動する時間を増やす」結局これが最良だし最速で確実なんです。
そうですね、少しずつ確実にってのが一番いいと思います。
リバウンドも少ないでしょうし、体に負担も少ないですからね。
ただ、一つの考え方として朝食をバナナだけにするというのは、間違っていないというか、面白いと思います。
こういう考え方もありだと僕は思います。