2012年03月18日

たかはし その3


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純米酒の聖地、たかはしに行ってきた。
徳山鮓で散々飲んだ後だったが、良質な食べ物と良質な酒しか飲んでないから、まだまだイケル!




まずはツマミの紹介。


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きずし
酒にとってもよく合う!




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ここはツマミもちゃんとうまいんです。





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結構色々と食べた。






ここからは飲んだ酒の紹介。
もちろん、すべて熱燗でいただいております。


山笑ふ おりがらみ 5BYブレンド 玉栄
5BYをブレンドしてあるだけあって、古酒味がふわっと香る。
この商品は非常に珍しいらしく、2、3本しか世に出回らなかったと高橋さんがおっしゃっていた気がするがもしかしたら違うかもしれません。
とにかくうまかったです。




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日置桜 無濾過純米 生貯蔵 17BY
生貯蔵でも当然熱燗!!



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八割搗き 強力 16BY
このシリーズの16BYは初めて飲みました。
当然のごとくしっかりとした芯があり、程よい熟成感。うまかった。
昼間に飲んだものと飲み比べが出来てよかった。





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睡龍 生酛純米 15BY
実は睡龍は久しぶりに飲んだ。
舌触りは優しい印象だが、しっかりと旨みが膨らむ。
キレも非常にいい。
いやぁ〜、やっぱうまい。





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睡龍 純米 生詰め 18BY




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日置桜 復刻ラベル 20BY 山田錦




日置桜 生酛 強力
簡単にメモ書きしてあったので、飲んだのだと思う(笑)




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日置桜 鍛造生酛 山田錦 18BY



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辨天娘 槽汲18BY
これうまかったなぁ〜。
複雑な旨みと、米っぽさがありながら、野暮ったくならない。
料理との相性もとても良かった。




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竹鶴 純米 13BY
いい熟成感!!




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シメにそば。
これもおいしいよ。





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ここは何度来ても楽しくて仕方がない(笑)
飲みたい酒がありすぎて困ってしまう。
この日も2人で1升2合ほど飲みましたが、全く飲み疲れないです。
おいしいお酒をありがとうございます!
ごちそうさまでした。

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京都府京都市中京区四条高倉下る
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月曜休、第3日曜休
posted by 1031 at 11:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 居酒屋・バー・酒など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月15日

徳山鮓 その4


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発酵の聖地、徳山鮓へ。
発酵の、そして食の本質を知るならばここへ。





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今回も酒を持ち込み。





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かんぱい!
そして今日もありがたく「いただきます」




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鯖の熟れ寿司
徳山鮓の定番かつ最高に大好きな一品。
この奥深い旨み・・・最高です。
これこそが発酵の真髄。うまいの一言。
つい最近自分で熟れずしを作って失敗してしまったので、次回こそはうまく作りたい。






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氷魚
シンプルであるが、滋味深くしみじみおいしい。






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鯉のお造り
これ、めちゃくちゃうまい。
変な臭みなど一切なく、しっかりした旨みと食感。
今まで食べた中で一番うまいと思った鯉です。
鯉はマズイものだと、とにかく泥臭くて苦手です。
鯉に関してはおいしいものに当たることの方がかなり少ないです。
最近食べたおいしい鯉はいつ食べた物だろうと思ったら、この時でした(笑)
ここもなかなか良かったが、洗練の度合いが違いすぎます。








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わかさぎの天ぷら
酸化臭など一切無い、とても軽やかでキレイな味。
すごくたくさん食べたが、胃もたれは全く無い。





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鮒寿司と鮒寿司の天ぷら
ここの鮒寿司、ほんとにうまい。
そしてこの鮒寿司の天ぷらも、味がギュッと詰まってうまい。
奇を衒った料理ではなく、おいしさを追求した上での料理であると理解できる。
そしてここの鮒寿司を食べるたびに「これこそが本物の鮒寿司だ」と再確認させられる。
何度か書いているが、「臭い鮒寿司こそ本物」というのは間違った認識です。
一般に鮒寿司は臭い物だと認識されがちだが、それは上手に乳酸発酵していないだけ。
発酵食品においては雑菌が育ったりと、健全な細菌叢(ここではあくまで人間にとって有用であることを便宜上健全と呼ぶ)が形成されない場合、不要な酸味や雑味が出ることが多々あります。(失敗した天然酵母パンにありがち)
それを含めて旨みだと言って食べることはまぁ自由ですが、あたかも不要にクセのあるそれらを「本物だ」などと言い切る恥ずかしいマネはやめて欲しいと思う。









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からすみの熟れ寿司と卵の乳酸発酵?
からすみ・・・こりゃたまらんわ。
単にうまいだけでは表現しがたい。でもとにかくうまいとしか言えない。

そしてこの卵。発酵させてあるらしいが、詳しくは企業秘密だそう(笑)
ギュと濃縮された旨みがたまらない。酒がどれだけあっても足りない。







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くま!!くま!!






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天然のなめこの入った出汁でいただきます!!!!
たまらん!





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シメの雑炊もうまいに決まってる。







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麹漬け
なんと洗練されて深みのある味わいなのでしょう。
最後の最後までおいしい。







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鮒寿司の飯を使ったアイス。
これも定番。





その土地のものを新鮮なまま、そして一方では保存食として最高の形で。
食に関する広く深い知識と技術があってこその料理たち。
本当に心の底からうまいと思えるものでした。
こういう食の本質に興味がある方には是非行ってもらいたい。

心からごちそうさまでした!

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徳山鮓その1の記事はこちら
徳山鮓その2の記事はこちら
徳山鮓その3の記事はこちら
徳山鮓その4の記事はこちら
徳山鮓その5の記事はこちら

滋賀県伊香郡余呉町川並1408
0749-86-4045
営業時間 12:00〜14:30 18:00〜21:00
不定休
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2012年03月10日

福文 その10


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大好きなお店、福文のお菓子。
惜しくもこの2月一杯で閉店されましたので、残念ながらこれから紹介するお菓子は二度と食べることが出来ません。
大変申し訳ありませんが、今回は自分の備忘録としての意味合いで記事にさせていただきます。




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梅の雪
上質な百合根のきんとん。見た目にも美しい。







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わらび餅
とにかく見た目に締まりがある。
上にかけられたきな粉も、ただかけられただけの飾りではなく、非常に上質。
このきな粉だけを味わってもお店のレベルの高さや技術をしっかりと感じ取れます。
そして生地も上等な香りと厚みのある旨み。
あんこも最高。
さらっとしていて、とにかく豆の香り、味の厚みが素晴らしい。
洗練されているのに、線の細さは一切感じない。
どの部分を見ても完璧においしいし、全体としてもとてもバランスがいい。
今まで食べてきた中で一番おいしいと思うわらび餅。
ぜひとも上質な煎茶と共に味わいたい。






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好日
中には味噌を使ったあんが挟んである。
驚きはないが、間違いなくおいしい一品。








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水羊羹
これ、実はまかないのお菓子なので、販売はしておりません。
もう時効だと判断して記事にさせていただきました。
これは鹿の音などを作る際にどうしても形が崩れてしまう小豆が出るそうで、そう言った商品にならない物を集めて作ってあるそう。
しかし、当然ながらこのお店の材料なので、最高品質の物しかありません。
味はというと、透き通っていながら驚くような厚みと香りがある。
ちゃんと甘いのにしつこさを感じさせない。
うまいとしか言いようが無い。
というか、今まで食べてきた中で一番おいしいと思う水羊羹。
だいぶ前に食べましたが、今でも鮮明に味を思い出せる。
はっきり言って水羊羹がこんなにおいしいものだとは知らなかった。




繰り返しますが、福文さんは閉店されてしまったため、二度とこのお菓子を食べることは出来ません。
最後の最後まで本当においしいお菓子をありがとうございました。
いつの日かまた「本物の和菓子」に出会えますように・・・・。

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福文その1(初夏のお菓子と冬のお菓子)の記事はこちら
福文その2(夏のお菓子)の記事はこちら
福文その3(秋の栗きんとん)の記事はこちら
福文その4(冬のお菓子)の生地はこちら
福文その5(新緑の時期のお菓子)の記事はこちら
福文その6(早春の時期のお菓子と真夏のお菓子)の記事はこちら
福文その7(わらび餅)の記事はこちら
福文その8(栗きんとんと栗蒸し羊羹)の記事はこちら
福文その9(冬のお菓子、かるかん、すはま等)の記事はこちら
福文その10(冬のお菓子、水羊羹)の記事はこちら
posted by 1031 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 和菓子・お茶など | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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