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地元でお気に入りのお店、福文の季節のお菓子の紹介です。
この時期はなんと言っても栗を使ったお菓子。

栗きんとん
ここの栗きんとんはあえて不規則で粗く作ることで、いい意味で力強さが出ている。
しかし、その味わいは洗練されていて、上質の一言。
栗の味わい、香り、コクをここまで表現した栗きんとんは他に知らない。
僕の中では嘯月と双璧をなすうまさ。
ここと嘯月の栗きんとんを食べてからはあらゆる栗きんとんが色褪せてしまい、あまり興味が無くなってしまった。

すごく久し振りに栗蒸し羊羹も買ってみた。

上質なあんと栗の香り。文句なしです。
今回もとってもおいしいお菓子が食べられました。
しかし、残念なことに、この福文、年内をもって閉店されます。
福文の店主、福氏はもともとご老齢であり、あとを継がれる方もいらっしゃらないと聞いていたので、いつかこんな日が来ることは分かっていた。
しかし、いざ現実にここの生菓子が食べられなくなると思うと非常に残念でなりません。
まだお菓子は全く衰えてなかったのになぁ・・・・。
僕にとっては幼少の頃から馴染みの味であると同時に、石川県が全国に誇れる名店であることも確信しております。
贔屓目無しにして見ても、このような良店は京都をはじめとする都会でもそうそう無いレベルです。
実際には記事にした回数の比にならないほどこのお店のお菓子は食べています。
残念ではありますが、最後の最後まで応援したいと思います。
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福文その1(初夏のお菓子と冬のお菓子)の記事はこちら
福文その2(夏のお菓子)の記事はこちら
福文その3(秋の栗きんとん)の記事はこちら
福文その4(冬のお菓子)の生地はこちら
福文その5(新緑の時期のお菓子)の記事はこちら
福文その6(早春の時期のお菓子と真夏のお菓子)の記事はこちら
福文その7(わらび餅)の記事はこちら
福文その8(栗きんとんと栗蒸し羊羹)の記事はこちら
福文その9(冬のお菓子、かるかん、すはま等)の記事はこちら
福文その10(冬のお菓子、水羊羹)の記事はこちら
石川県加賀市大聖寺荒町31
0761-72-0307(生菓子は予約制)
営業時間 9:00〜18:00
日曜休