2011年06月30日

イノーヴェ(Innover)


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久し振りのイノーヴェへ。
ランチは3〜4回。ディナーにも1回来ています。
この日は近くに用事があったのでランチでの訪問。



ランチは前菜、メイン、デザート、パン、ドリンクが付いた1500円のみ。








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ユール
豚の耳と舌の肉をゼリー寄せにした感じ。
色々な食感、そしていい意味での獣っぽい味わい。
こういう前菜好きだな〜。うまかった。







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フランス産鴨肉のロティ 白いんげん豆添え
このお店らしさが出たとてもボリューミーな一皿。
この価格帯のランチで出す肉なので、さすがに肉質は上等とは言えないが、ソースはやっぱりおいしい。
火入れに関してはもう少しレアっぽくてもいいのかもしれない。
たっぷりの野菜もおいしい。




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デザートとコーヒーまで頂いてこの価格はやはりお得感があります。
たとえ低価格帯のランチと言えど、ちゃんとした品をいただけるのは嬉しい。
味付けが濃すぎたり火を入れすぎたりというのが気にならなくもないが、良くも悪くもこのお店らしさが出ていて結構好きです。
お店全般に言えるが、味はもちろんのこと、特徴のある料理や印象に残る料理を出すお店はそれだけで行きたくなりますね。

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名古屋市東区代官町29-18柴田ビル1F
052-936-5038
営業時間 11:30〜14:00 18:00〜22:00
水曜休
posted by 1031 at 23:05| Comment(4) | TrackBack(0) | フランス料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

日置桜の会!


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前回の古酒に続き、第2回日本酒バー企画として、今回は鳥取の銘酒「日置桜」の飲み比べをしました。
メンバーは、真夏でも燗酒夫妻吟醸なんでどうでもいいさん酒は1日2升までさんチャラ男さん

まずは今回用意したツマミ達&持ち込んでいただいたツマミ達の紹介!


フェブさん持込の鮭とば!の写真は取り忘れたぜ・・・。すみません。



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左下から時計回りに、ナスの醤油もろみ粕漬、大徳寺納豆、大根皮の醤油漬け、からすみ、ごぼうの日置桜生酛酒粕和え、紫キャベツのザワークラウト(真ん中の)
大徳寺納豆以外は自家製です。





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前回の反省を生かし、箸休め&口直しの生姜酢漬け(いわゆるガリね)を用意しました。
砂糖も味醂も使わないので、キリッとした味わいと辛味です。
手前の茗荷の酢漬けには煮切った酒と味醂を少量加えてあります。







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〇五二の名和さん差し入れの太刀魚昆布締めとしめ鯖
どうもありがとうございました。
うーん、うまし!
(切り方がヘタクソですみません・・・)





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この記事の時に作った、スルメイカの丸干し。






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ヘルシーメイト主任さん持込の和ら絹という絹ごし豆腐。
極限まで柔らかく、味わいの濃い豆腐でした。
うーん。うまし。
自家製のネギ味噌(写真取り忘れ)や出汁醤油との相性も良かった。









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干しナス、干し椎茸、干し大根、凍みこんにゃくの煮浸し
材料からすべて僕の手作り。(こんにゃくそのものは作ってないけど。)
味付けはシンプルに昆布だし、純米酒、醤油で。



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ホテイウオの卵塩辛、鯛の卵塩辛、わらびの梅昆布締め、葉わさびのこぼれ梅漬け
そして、なぜかカイエさんの手作りツマミ達。(名前間違ってたらすみません)
(主任さんが持ってきてくれました。ありがとうございます!)
さすがカイエさん!どれもうまかった〜。
中でも特に写真右上の鯛の卵塩辛が悶絶級のうまさ!!!
酒との相性はもちろん、ご飯ともめちゃくちゃ合う。
僕のツマミが完全に霞むぞ・・・(笑)



さて、ここからは飲み比べたお酒の紹介。
今回は質実剛健な日置桜の飲み比べ。
大吟醸などのチャラい酒ではなく、当然精米歩合が低い酒ばかりです。

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日置桜 特別純米「青水緑山」 22BY
精米歩合は55%と、これでも本日用意した中で一番精米歩合が高い酒。
大人しい中にほんのりとフルーティーな香り。
うまいにはうまいがやや香りが邪魔。






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日置桜 純米玉栄 21BY
精米歩合は60%。割とスタンダードなお酒だと思います。
しかし十分に厚みのある味わいと嫌味の無い酸。
キレがよく、もちろん熱燗にして楽しみたいお酒。
価格は安いが安っぽさは一切無いお酒。





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日置桜 鍛造伝承強力 純米吟醸 21BY
内田百種園産の無農薬強力を100%使用したお酒。
「吟醸」と銘打ってはあるが、精米歩合は60%とバカみたいに磨きすぎていない。
常温なのにすでに抜群にうまい・・・一同の期待が集まる中、熱燗にして一口いただく。

・・・・これはすごい!
全員ため息が漏れるほど抜群にうまい。キレイに燗上がりし、ツマミの味も引き立てるとても美味しいお酒。
力強さがあるのに全く飲み疲れることなくスルスルと飲める。






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日置桜 鍛造生酛純米強力 20BY 無濾過
内田百種園産の無農薬強力を100%使用したお酒。
精米歩合は70%だが、変な雑味など一切無い。
しかも生酛や無濾過のお酒にありがちな変な酸味や不完全発酵による嫌な香りも皆無。
当然熱燗、それも70℃まで上げて飲みましたが、これまた熱燗にしてこそうまいお酒。
素晴らしいの一言。無濾過ってのが信じられない。






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日置桜 八割搗き強力 21BY 無濾過
内田百種園産の無農薬強力を100%使用したお酒。
精米歩合は80%でなおかつ無濾過なので、飲む前は雑味のある感じを想像していた。
常温ではわずかに雑味を感じるが、それもいい意味でスパイシーにも感じられる。
当然熱燗で頂くわけだが、70℃まで上げても全くブレることなく、とにかくうまい!
本当に「吟醸なんてどうでもよくなる」と思えるお酒。
高い金払って吟醸酒飲むなんてバカバカしく思えます。






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日置桜 生酛純米玉栄 20BY
これは以前も紹介しましたが、別格のうまさです。
酵母無添加で無濾過のお酒がここまでうまいとは。さすが日置桜。





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日置桜「時の匠」純米古酒 14BY
うーん、これはちょっと残念。
常温ならまだしも、燗を付けることによってダメなところが見えてくる感じ。
悪くは無いけど、進んで飲みたくは無いかな。





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終わってみれば、鍛造伝承強力と鍛造生酛純米強力が断トツで少なくなっていた。
減り具合がすべてを物語っていますが、やはり僕もこの2つはかなり美味しいと思いました。
もちろん日置桜ですからどれも安心して飲めるものばかり。
このレベルのお酒を味わってしまうと高い金をかけて吟醸酒や有名銘柄を買う気が起きなくなりますね。
だって今回のお酒は、ほぼすべてが1升瓶で2000円台ですからね。

お集まりいただいたみなさま、ありがとうございました。
さて、次は何を飲み比べようかな?

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posted by 1031 at 18:15| Comment(10) | TrackBack(0) | オフ会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月24日

ザワークラウトとイカの丸干しを仕込む。


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今回は手作りの記事を。
怪しい物はたくさん作っているのでこれから定期的にアップしようかな(笑)




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紫キャベツが安かった。
さあ、コイツをどうする?
・・・っつーことで思いつきでザワークラウトを仕込むことにした。
ザワークラウトはドイツ周辺で食されている漬物のような物。






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キレイに洗ったキャベツは粗めの千切りにし、調味液と共に重石をして漬け込む。

調味液のおおよその分量は以下の通り。
水・・・キャベツの15%(この日のキャベツは2.3kgだったので、水は350mlぐらい)
塩・・・キャベツと水の合計重量の2%(この日は60gぐらい。)
唐辛子・・・二本。輪切りにしておく。
キャラウェイシード・・・大さじ1くらい。
ブラックペッパー・・・適量(出来ればミルで挽く)


この他にローリエ、ディルシード、ジュニパーベリーなどを入れてもいいみたい。
これを全部混ぜて、キャベツに混ぜ込む。
重石をしてそのまま常温に放置し、今の室温なら(約25度)2〜3日でほんのり酸味が出てきます。
この分量だとキャラウェイがやや強めに感じられます。好みに応じて変えてみると良いでしょう。
※個人的にはゲランドの塩のように水分含有量が多い塩の場合分量通りでもやや薄くなる場合が多々あるように感じられる。この日もゲランドを使ったが、やっぱり気持ち多めに入れといた。
まぁレシピの分量なんてホントに目安以外のなんでもないので、参考程度で(笑)
やっぱ料理は「感覚」ですねぇ。難しい。




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軽く酸味が出てきたらもう食べられます。冷蔵庫で熟成させても良いでしょう。
そのまま食べてもおいしいし、ソーセジに添えたり、シュークルートみたいに煮込んだりしてもいいでしょう。
(紫キャベツだと色が出るけど・・・。)








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ってことでジャガイモ、ソーセージと共に!
んー、ビールが止まらん!
ビールはもちろん、この軽い酸味が、ワインや日本酒(酸のあるもの)などともよく合います。






さて、お次は・・・。
小ぶりのスルメイカがお値打ち価格で売っていたので・・・。






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軽く洗って、目玉だけくり抜く。
純米酒:いしり=3:1ぐらいの液に8時間ぐらい漬けておく。
液から上げ、やさしく水分をふき取る。
ちなみに、残った液は煮詰めて濾すと最高にうまい付けダレになりますし、煮物なんかにも使えます。
酒は必ず純米酒で。それも出来れば料理用でなく、飲めるものを。





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イカは虫が来ないように丸干しにしておく。(匂いが強いので虫がたかりやすいよ〜。)
この時期なので、僕は一夜干しにした後は冷蔵庫で1週間ほど放置しておきました。





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軽く炙って食べましょう。肝と合わさった旨みがまたいい!
日本酒との相性抜群!!
美味しく作るポイントは「うまい純米酒」と「うまいいしり」を使うこと!




こんな風に僕の休日は過ぎて行くのでした(笑)

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posted by 1031 at 21:44| Comment(6) | TrackBack(0) | 手作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする