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名古屋松坂屋本店の地下にあるお店。
松坂屋は頻繁に行くんですけど、ここは久しぶりの訪問。
前回はどうやら3年近く前です。
バゲット・クラッシック
しっかり焼きこまれたクラストは食感の強さはもちろんのこと、ざっくりした歯切れの良さもあり、意外に食べやすい。
クラムは十分に水分を含み、見るからにうまそうなクリーム色。
生地の甘さ、味わいにやや複雑な香りや風味を感じたが、粉の配合の関係だろうか。
文句なしのバランス感覚でキレイにまとまったお手本のようなバゲット。
相当高いレベルにあります。
バゲット・ロブション
ロブションといえばこのバゲットも有名。
ほんのり酸味が感じられる生地だが、芳醇なうまみもあってしつこさは全く無い。
先端が細く香ばしく焼かれていて、一度で二度おいしい。
これは主張の強い料理やジビエなどにも十分耐え得るパンです。
パン・オ・シードル
りんごのお酒であるシードルに漬け込んだ非常に主張の強いりんごが練りこまれている。
それに合わせる生地はこれまた主張の強い自家製酵母のルヴァン。
適度な酸味とうまみが全体をうまくまとめていた。これはうまい。
仮にこの生地が主張の弱いものだったとしたら、一気に残念なものに仕上がっていたと思います。
パイナップルの天然酵母パン
パイナップル、ヘーゼルナッツ、ピスタチオなどが練りこまれたパン。
生地はしっかりしたうまみがあり、パイナップルもシャープな酸味が感じられ、思った以上に力強いパン。
ナッツとの相性はどうなのだろうと思わない部分も無いでもないが、間違いなくうまいといえるパンです。
欲を言えばもう少しだけしっとりしていた方が好み。
焼き栗のリュスティック
強く焼きこまれた生地は焼き栗の甘さや香ばしさと相まって、とてもいい香り。
しっとり感はまずまずあり、リュスティックならではの弾力も兼ね備えている。
ナッツ類との相性も良く、うまくまとまった一品。
こちらも欲を言えばもう少しだけ水分が多いと嬉しい。
バゲット、パン・オ・シードルが特にうまかった。
その他も一定以上のレベルにあるし、今回選んだものはかなり良かった。
唯一、折込系だけはだらしない見た目が食欲をそそらなかったが、実際どうなんでしょうかね。
ややチェーン店化してきているのであんまり褒めたくないけど、これはうまいとしか言いようがありませんでした。今回で印象がさらに良くなりました。
ただ、ケーキは非常に残念らしいけど、食べたことは無いので分かりません。
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ロブションその1の記事はこちら
ロブションその2の記事はこちら
ロブションその3の記事はこちら